恋愛が気持ち悪いと感じるメカニズムを心の専門家が解説します
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こんにちは
不安でいっぱいの恋愛から卒業！
自分に自信がもてて
自分らしく愛される女性に変わる
「愛されメンタル」
のあおきだいです。
今日は
【恋愛が気持ち悪いと感じる原因と対処法】
というテーマでお話しさせていただきます。
私は恋愛心理セラピストとして
恋愛のお悩み解消のお手伝いをさせていただいていますが、
そんな中で時折
「仲良くしていた男性に"好意を持たれた"と感じるようになってから
気持ち悪く感じるようになってしまいました。」
「男性とお付き合いしたいんですが、
いざ付き合い始めると気持ち悪くなってしまってしんどいです」
というように
"恋愛すると気持ち悪くなる"
"異性から好意を持たれると気持ち悪くなる"
そんなご相談をいただくことがあります。
今日はこの
"恋愛が気持ち悪い"
と感じる時に心の中で起こっていることと
その対処法についてお話しさせていただきます。
目次
恋愛が気持ち悪いと感じる正体は実は◯◯だった
この記事をお読みいただいている方は
恋愛や好意に対して"気持ち悪い"と感じてしまうということで
悩んでいらっしゃるかと思いますが、
実はこの“気持ち悪い”という感覚は
怖れや嫌という感情をうまく自分の中で処理できない際に
そこから派生して生まれることが多い感情です。
だから恋愛が気持ち悪いと感じていらっしゃるのであれば、
その裏側であなたは何かしらに対して
"怖い"とか"嫌だ"という気持ちを感じていると言えます。
では恋愛が気持ち悪いと感じる場合には
具体的にどのようなことに対して
こうした気持ちを感じているのでしょうか？
代表的なものは以下の３つになります
1.大人の女性になることが怖い
2.スキンシップが怖い
3.愛情を伴う関係を築くことが怖い
それぞれについて説明してゆきます。
1.大人の女性になることが怖い
１つ目は大人の女性になることが怖い、
という観念がある場合です。
それまでは”親しい友人”であったものが
相手から告白されたり、
いざ付き合うということになると
「私は男性から好意を向けられる
1人の女性なんだ」
ということを自覚することになります。
その際に
“大人の女性になることが怖い”
という観念がある場合、
怖い気持ちが沸いてくることになりますが、
その気持ちを上手く処理できない場合に
“気持ち悪い”と感じることになります。
2.スキンシップが怖い
2つ目はスキンシップに対する
怖い気持ちがある場合です。
友人としてある程度距離をとって関わる分には
問題なかったところが、
交際するなどして
・相手が手を繋いでくる
・身体に触れてくる
ということがあったり、
以前より近づいてきて
身体に触れてくるかもしれないと思った時に
“スキンシップ・身体に触れられることへの怖れ”
が出てきて、その派生から
“気持ち悪い”と感じるケースがあります。
3.愛情を伴う関係を築くことが怖い
3つ目は愛情を伴う関係を築くことが怖い場合です。
このタイプの人は
“愛されても最後には捨てられて酷い結果になる”
“愛情なんて心地よくない”
こうした観念を持っているため、
実際に異性と付き合うなどして
愛情を伴った関係が形成されそうになると
“愛されてもどうせ最後には捨てられてしまう”
という考えが頭に浮かんで怖くなってしまい、
その気持ちをうまく処理することができないと
“気持ち悪い”と感じることになってしまいます。
恋愛が気持ち悪いと感じるのは間違いなのか？
まず大前提として
"恋愛するのが正しい・結婚するのが正解"というものではないので
あなたが「恋愛が気持ち悪い」と感じていたとしても
そもそも付き合うとか結婚するといったことに興味がないし困らない、
自分の人生において支障がないというのであれば解消する必要はありません。
その一方であなたが男性と付き合ったり、結婚したいと思っているのに
気持ち悪く感じてしまうことで弊害が起きている場合には
これを解消する必要があります。
ここでは”恋愛が気持ち悪い”と感じることでお困りの方のために
心理セラピーの観点から見た解消法についてお伝えします。
恋愛が気持ち悪いと感じるのを解消するには
恋愛が気持ち悪いと感じることから抜け出すために
基本的に行う必要があるのは
・大人の女性になることが怖い
・スキンシップが怖い
・愛情を伴う関係を築くのが怖い
こうした観念を緩めることです。
“気持ち悪い”という感覚のもとになっている
怖いという気持ちが小さくなれば、
付随して気持ち悪いという気持ちも小さくなります。
そのために必要になるのは
こうした観念を取り込んだ場面を特定し、
その場面における心のケアをすることです。
1.大人の女性になることが怖いを緩める
この観念は
・自分の身体的な成長を親が嫌がった
・身体的に成長してセクシーになっていく娘に対して
父親が距離を取るようになった
などあなたが身体的に大人の女性になることに対して
親（主に父親）がとまどいを感じたり、
よそよそしい態度を取る姿を見て
「大人の女性になったら嫌われるかもしれない」
「大人の女性になったら
愛されなくなってしまうかもしれない」
と感じることから作られます。
また性的暴行を受けるなど危険な体験をしたことから
「女性らしいことは危険なことである」
と感じて作られる場合もあります。
こうした体験に目を向けて
“女性らしくなることでお父さんに嫌われるのが怖かった”
“女性らしくなることで危険な目にあって怖かった”
という気持ちに気づいて、
今も心に残っている
その”怖い”という気持ちを感じて
ケアしてあげてください。
※感情のケア方法については
詳しくはこちらの記事をご覧ください
2.スキンシップが怖い、触れられることが怖いを緩める
後述する「愛情を伴った関係を築くのが怖い」と似ていますが、
乳幼児期に養育者との接触を試みたものの
それが叶わないことが度々あると
「スキンシップが怖い、身体に触れられることが怖い」
という観念が作られます。
なぜなら、人と触れ合うことがあると、
小さい頃にスキンシップを求めたけれど
それが叶わず自分が深く傷ついたことを
認めてしまうことになるため、
そのことに対して強く怖いと感じるからです。
乳幼児期に母親など養育者に
スキンシップを求めたけど応えてもらえず
つらかった、悲しかったという
傷ついた気持ちに目を向けて
悲しい気持ちをケアしてあげてください。
3.愛情を伴う関係を築くのが怖いを緩める
この観念は乳幼児期に
・親から愛情を与えられなかった
・親に愛情を求めたら拒絶された
・親から虐待された
・放置されたり、無視されていた
・施設や親戚に預けられて離れて過ごした
・親の病気などで十分に甘えられなかった
などの体験を通して
愛情を求めたけど応えてもらえない、
拒絶されたという体験から作られます。
そのため
「どうせ誰も自分を愛してくれない」
「愛情なんて心地よくないんだ」
「愛情なんて求めない方が楽だ」
と自分に言い聞かせる一方で、
自分を絶対的に開いてくれる存在を
探し求めています。
この観念から抜け出すためには
乳幼児期の
“愛情を求めたけれど拒絶された”
という体験に紐づく
強い悲しみや怖れの気持ちに気づいて
ケアしてあげる必要があります。
※ただし、この観念については
かなり根深い問題であることから
カウンセラーなど心の専門家のサポートを受けて
取り組むことが望ましいです。
根っこにある感情がケアできると恋愛が気持ち悪いから抜け出せます
いかがでしたでしょうか？
今日は
“恋愛が気持ち悪い”というテーマで
その原因と解消方法について
お話させていただきました。
恋愛に対して気持ち悪くなるのを
頭で「そんなことはないんだ」と抑えようとしても
なかなか上手くいきませんが、
悩みの原因となっている体験の心のケアができると
“気持ち悪い”という感情の
根っこにある怖いという気持ちが減り、
恋愛に対して気持ち悪くなることから
抜け出すことができますよ。
ただし、少し難しい問題ではあるので、
お一人での解決が難しいと感じる場合には
無理をなさらずに専門家の力を借りるようにしてくださいね。
