人を好きになるのが怖いーを克服するには
次回の先行案内はメルマガにてさせていただきます。メルマガの登録はこちらからどうぞ
みなさんこんにちは
恋愛セラピストの青木大です。
今日のテーマは”好きになるのが怖い”です。
人を好きになるのが怖い
"人を好きになるのが怖い"という言葉を聞いてみてどうでしょうか?
ピンと来ない方はまったく分からないかもしれませんが、一方でそういった感覚を持つ人達がいます。
"自分の心は、近くにいるある男性に今惹かれ始めているけれど、もしこのまま好きになってしまうと・・・"
そう思うと強い不安がこみ上げてきて、そのまま心に従うことをためらわせる。
不安の内容は人にもよりますが
・交際が始まると感情が不安定になる。
・付き合うと、自分がなくなる・自分がわからなくなる。
・いつかまた彼に見捨てられてひどく気分が憂鬱になる。
などでしょうか。
多くの場合は過去に交際して、ひどくつらい思いをしてふさぎ込んでしまっている。
そんな思いなんて2度としたくない。
そういうところから"好きになることが怖い"は生まれています。
"怖れに立ち向かえ"というアドバイス
こういう人達が知人や友人に相談すると
"怖いなんていってたらなにも始まらないよ"
とか
"人は傷ついて、傷ついて、それを繰り返して強く・大きくなっていくものだよ"
と言われることがままあります。
ごもっともです。
しかし、これは間違っていると思うのです。
"何も始まらない""傷つくことを恐れてはいけない"それ自体は正論です。
でも、このアドバイスは"そうなることが耐えられないくらいの痛みを伴う"人達がいる、ということを無視しています。
・振られたことで食事ものどを通らなくなる
・落ち込みがひどくて仕事も手につかず、休まずにはいられない
・毎日ふとしたときに涙が込み上げてくる
そういうことを経験したことがあれば
"二度とあんな思いをしたくない"
と思って意識的に恋愛感情をブロックしたり、そういう場所に近づかないようにしたり、あるいは無意識がブロックして"人を好きにならない"ようにしたりする。
そうする方がむしろ当たり前なのではないでしょうか?
ちょっと考えてみてください。
仮に"○○することは命の危険に関わる"ということがあったらどうでしょう?
例えばそうですね、"地上200mのビルとビルの間で綱渡りをしてください。成功したら1億円もらえますよ"と言われたら・・・?
そうですよね・・・当然人はそれをするのをためらうし、多くの場合はそれから身を引くでしょう。
それくらいのことがアナタの中で起こっている。
だったら、アナタが"人を好きになることが怖い"と思ってしまうことは当然のことだし、むしろ人として正常な反応なのではないでしょうか?
人を好きになるときにそんな思いをしていたら、大変ですよね。。。
今までつらかったね
自分の気持ちがわけ分からなくて苦しかったよね
と僕は伝えたい。
"好きになるのが怖い"を分解する
人の心を考える上で大切になること。
その一つは
"区別する"
ということです。
本来は別々であるはずのものが知らぬ間に一緒くたになってしまっている。
これをちゃんと分けてあげるのです。
"好きになるのが怖い"ということをここで改めて順番に考えてみましょう。
- 人を好きになる
- 実際に交際がスタートする
- 恋愛対象に依存する。彼といる時は幸せだけど、離れるとつらい
- 不安を彼にぶつけ、関係がこじれる
- 別れる。激しい落ち込みで生きる気力さえなくなる。日々涙を流す。
およそこんな感じになるのではないでしょうか。
それで、何が言いたかったのかですが、
"感情的に不安定になる"ことや"見捨てられて激しく落ち込む"ことが怖い
のであって
"好きになること"自体が怖いわけではないですよね
ということ。
本来別々のものなんです。
でも、アナタのなかではこれがセットになってしまっているからトータルで
"人を好きになるのが怖い"し、
"人と交際するのを避けるしかない"
となってしまっている。実際には、人の与えてくれる温もり・安心感を求めてやまないのにね・・・
好きになるのが怖いを克服する
人を好きになるのが怖い、というのを乗り越えるために必要なのは、先に述べた"セット"をバラバラに分けることです。
"人を好きになること"と
"感情的に不安定になる"ことや"見捨てられて激しく落ち込む"ことが怖いこと
この2つは別のことだと無意識のレベルで思えるようにする。
イメージしてみてください。
もし、付き合ったとしても、とても安心していて、毎日安定した気分で過ごせている。
もし仮に、いつか別れてしまったとしても、"いい恋愛だったな"と冷静に受け止め、落ち着いてその先の人生を歩んでいける。
そんなアナタがいるとしたら、、、そこにはもう"好きになるのが怖い"という思いはないのではないですか?
もちろんこれは、仮の、理想での話ですが。。。
好きになるのが怖いをケアする
セラピーでは、実際こんがらがっている問題を解消して、別のものとして扱えるようにしていくわけですが、ここではセルフケアの方法をご紹介します。
- 恋愛感情を抱きかけている、もしくは抱きかけていてやめた特定の異性を思い浮かべる
- ”好きになりそうだけど・・・なっちゃだめだ”と思っているシーンを想像する。思い浮かばない場合は、その異性が"○○さんが好きです。付き合ってください"と告白するシーンを思い浮かべる
- "怖い"という感情が出てくるはずなので、これを処理する(怖いことを受け止め、ちゃんと感じてあげる。感情が大きく動きそうなときはゆっくり少しずつ感じるようにする)
この時安心感を得るためセルフハグを行う。
- 感情が落ち着いたらワークを終える。
やることはシンプルですが、"好きになるのが怖い"と普段感じるようであれば、これだけでもかなり感情が動くと思います。呼吸が大きくなったり、身体の一部が堅くなったり、身体が怖さで震えたり。感情が感じられると、徐々に反応は収まっていくので落ち着いて行ってください。
あくまでセルフケアの方法ですので、根本解決にはならないのですが、これに取り組んでもらうだけでも、同じような"好きになるのが怖い"というシーンに際した時の感情の揺れはばがかなり変化すると思います。
よろしければ活用してみてください。
元をたどれば、見捨てられることの不安だったり、交際中に感情が不安定になる、過度に依存的になってしまうことは小さい頃に親との関係の中で生まれます。
セラピーではその時の感情を扱うことで根本解決を計ります。
ご興味ある方はこちらから初回ヒアリングセッションをお申し込みください。
想像のしてみただけでも以前とは少し違った感覚があるので、どのような変化が起きるのか楽しみです。
20代女性、Oさん
人からの好意を素直に受け取れず、嬉しいと感じつつもいつかは離れていってしまうのではないかと相手を信じることができずにいました。 その原因がずっとわからず、どうしたら相手を心から信頼して委ねることができるのか悩んでいた中で、今回セッションに辿り着きました。
自分が人を信用できないのは、過去のどこかに原因があるだろうということは自分でも何となくわかっていたのですが、青木さんがどんどん掘り下げていってくださる中で、子供の時の父との関係に原因があることがわかりました。
私は父とは仲が良かったので、そんな些細なことがこんなにも現在の自分に影響を与えていたとは思いもよりませんでした。しかし、セッションの中では涙が止まらず、ずっとこの声を無視してきてしまったのだなぁと思いました。
セッションの中で、最初に「私は怖い」と口に出した時は何故かどんどん涙が出てきて、悲しいような、怖いような複雑な感情になったのですが、ワークを終えて同じ言葉を口にしても全くそのような感情にはならず、とても不思議な感覚でした。
厳しい父を恐れ、そのためにしたいことやしてほしいことを言わずに我慢していた幼い自分と向き合ったことで、傷付いた自分を癒すことができたのだと思います。
今はまだ相手を信頼してみることを実践する環境にないですが、想像のしてみただけでも以前とは少し違った感覚があるので、どのような変化が起きるのか楽しみです。
今までの自分全てを 愛おしく思いました。
20代女性、Kさん
気になる人ができても、自分から近づこうと関わったりすることに恐怖を感じていました。 また異性に関わらず、友人もいつか居なくなる前提で関わっていました。
最初に青木さんと、日にちを決めるため数分、お電話で話しました。 その時に少しだけ悩んでいることについて話したのですが その後、自然とその悩んでいることについて、いろんな出来事を思い出しました。セッション前から、自分の心が変化してきているような気もしました。
そして実際、セッションを受けて。 驚きました。
自分の中にこういう感情があったんだということ、もうすっかり過去にして忘れていたような出来事が 自分に影響していたんだということ。 勝手に涙が流れ、しばらくどんなに悲しいことがあっても泣けなかったのに、 あれ、泣いてる、と思ったら いろんな感情が溢れてきました。
ずっと我慢していたこと、諦めていたこと、でもそうやって制限をかけてたのは自分だということ。 そういう自分含め今までの自分全てを 愛おしく思いました。
今後、人間関係だけでなく、 新しいこと、やりたいことをどんどんやれるんじゃないかと思います。 気になっている人に対しても、罪悪感や不安感でなく接することができる気がします。
ありがとうございました。
もっと自分を好きになって私らしく男性とも関わって行けそうです
30代女性、Oさん
男性とまともにお付き合いしたことがなく、なぜかいつも重くなってしまったり緊張しすぎて恋愛してもいつの間にか相手に去られたり、自分から諦めたりと上手く関われないことが悩みでした。年齢を重ねるに連れて彼氏がいるいないに関わらず無性にさみしくて不安になることが多くなり毎日生き生きと楽しく、そしてそんな自分で恋愛をして結婚もしたいと思いセッションを受けることにしました。
男性との関係は私が母子家庭で父親がいないせいだと思っていたのですが、セッション受けて行くと母親の愛情不足で今の自分が出来上がっていたことに気づかされました。母親に対する思いや子供の頃に言えなかった思いが溢れ出て毎回泣きすぎてぐったりするほどでしたが、先生と一緒に向き合うことでさみしさや悲しさの原因がわかってきて少しずつ心が楽になって行くのを感じています。
私の存在自体に価値があるんだとわかることで、人との関わりや生活が楽しいと思えることが増えて来ています。これからはもっと自分を好きになって私らしく男性とも関わって行けそうです。
恋愛セラピーについて知りたいという方はコチラをお読みください
https://blog.renai-therapy.com/about_therapy/
料金・お申し込みまでの流れなどに関してはコチラをお読みください
https://blog.renai-therapy.com/therapy_fee/