人を好きになるのが怖い|原因と克服方法について解説します
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こんにちは
不安でいっぱいの恋愛から卒業!
自分に自信が持てて
自分らしく愛される女性に変わる
「愛されメンタル」
のあおきだいです。
今日は
【人を好きになるのが怖い|その原因と克服方法を解説】
というテーマで話をさせていただきます。
僕は恋愛心理セラピストとして
恋愛でお悩みの方の
悩み解消のサポートをしていますが、
そうしてお話をきいていると
・恋愛したい
・将来は結婚して家庭を持ちたい
・ひとりでいるのは嫌だ
こうした思いは人並みにあるのだけど、
その一方でいざ人を好きになりそうになると
「好きになるのが怖い…」
「好きになったら良くないことが起こりそう…」
そんな風に感じてしまい、
好きになることが怖かったり、
好きになりそうになる自分を
意識的に抑えるようにしている。
こうしたことで
お悩みの方が結構いらっしゃいます。
人を好きになるのが怖いのは一体なぜなのでしょうか?
今日は”人を好きになるのが怖い”と感じる2つの原因と
その克服方法についてお話しいたします。
-
- 好きになるのが怖いと感じる原因
- 怖くなるのを克服するためのセルフワークの方法
目次
人を好きになるのが怖い原因
人を好きになるのが怖いと感じる原因はなんだと思いますか?
人を好きになるのが怖くなってしまう原因はいくつかありますが、
代表的なものは以下の2つです。
①これまで好きになった異性に告白したがうまくいかずトラウマになっている
これまでに親しい異性のことを好きになって告白するものの
「ごめん、そういう風には見れない」
「友達のままでいて欲しい」
そんな風に言われて振られてしまった。
この時のつらい体験が忘れられずに
トラウマのようになってしまっていて
「また同じ思いをしたらどうしよう…」
という思いから怖くなってしまうケースです。
②好きになって本当の自分を出すと嫌われるという観念がある
親しくなると人は自然と
普段他人に見せていない弱い自分や
素の自分を見せたい衝動に駆られます。
ただしこの時にこれまで育ってきた環境などから
“本当の自分を出したら嫌われてしまう”
といった観念を持っている場合
「好きになりたいけれど、
でも好きになって本当の自分を知ってしまったら
きっと嫌われてしまうだろう…」
という考えが浮かんできて、
好きになることと怖れの感情が結びついてしまいます。
人を好きになるのが怖いのを克服するには
こうした原因から人を好きになるのが怖いことを
克服したいと思ったらどうすればよいのでしょうか?
ここでは2つの原因それぞれのケースの
克服方法についてお話しします。
①過去に振られたことがトラウマとなっているケース
この場合には、振られて傷ついた心のケアが必要です。
もちろんこれまでにも家族や友人に
話をきいてもらっったりしているかもしれません。
ですがその後同じ様なシチュエーションになった時に
強い感情が湧き出てくるのであれば
まだ傷ついた気持ちが十分に消化されておらず
しっかりケアしてあげる必要があると言えます。
自室など静かになれる環境で
次のようにワークをしてみてください。
【手順解説】
1.自分の向かい2mぐらいのところに
椅子や座布団などを用意する
2.その椅子に振られた当時の自分が
座っていると想像する
3.その自分に「悲しい・怖い・腹が立つ」
どの気持ちが強いかを尋ねる
4.3の答えに対して
「なにが悲しいの?」「なにが怖いの?」
と感情の裏側にある思考をきく質問する。
5.当時の自分から返答がきたら
「そうだよね、◯◯と思ったら悲しいよね」
「そんなことがあったら怖いよね」
と共感を示し、当時の自分が
その感情を味わうことを支援する
6.5がひと段落したら3に戻り、同様に繰り返す
7.3で感情を尋ねても何も出てこなくなったら終了する
②好きになって本当の自分を出すと嫌われるという観念があるケース
この場合の怖れの気持ちを克服するには、
“本当の自分を出したら嫌われる”
という観念を緩めることが必要です。
今回はそのためのセルフワークの方法として
セルフリペアレンティングと呼ばれる方法を
ご紹介します。
セルフリペアレンティング(自己再養育)は
ミュリエル・ジェイムス氏が提唱したセルフセラピーの方法で、
“自分が自分の良き親となり自分をもう一度養育する”
という手法です。
※ジェイムス氏が書籍に示されている正確な手順については
こちらのページで紹介されているので
知りたい方はこちらをごらんください。
・「セルフリペアレンティング」杉田峰康
http://www.koryubunseki.com/セルフ・リペアレンティング%E3%80%80self-reparenting/
このページではお読みいただいているあなたに
取り組んでいただきやすいように
この手法を僕が簡便化したものを
紹介させていただきます。
【手順解説】
1.「本当の自分を出したら嫌われる」
と思っている子どもの自分を目の前に想像する
2.当時の自分が本当は
親にどうして欲しかったのか(欲求)を考える
(どんな関わりがあれば嫌われると思わずに
安心していられたかを考える)
3.自分が1で想像した子どもの自分の
理想の親になったつもりで
2で考えたその子の欲求を満たす関わりをする
例:
「◯◯はお母さんの宝物だよ」
「◯◯は◯◯のままでいいんだよ」
「どんな◯◯でもお母さんは大好きだよ」などの言葉をかける、
抱っこするなどスキンシップをとる等
4.イメージしている子どもの自分が
安心している、嬉しそうなどの
心地よい状態になったと思えたらワークを終了する
カウンセリングの事例を交えての解説
1のケースのワークに取り組んでいただくにあたって、
事例があった方がわかりやすいと思いますので
カウンセリングの現場でのやりとりを紹介します。
(カ:カウンセラー ク:クライアント)
カ:「人を好きになるのが怖くなった原因に心あたりはありますか?」
ク:「高校の頃にすごく仲がいい男の子がいて
よく一緒に話したりしていたんですが、
途中からその子のことを好きだなと思うようになって
ある時思い切ってそのことを伝えたんですけど
『ごめん、◯◯のことそういう風に見れない』
と言われてしまって
そこからその子とは疎遠になってしまいました。
そのことをずっと引きずっている気がします」
カ:「高校生の頃に好きな男の子に気持ちを伝えて、
そんな風になってしまうことがあったんですね」
ク:「はい」
カ:「その時の◯◯さんに半分戻るつもりで座ってください。
私も当時のあなたに話すつもりで話を続けますね」
(クライアント、涙ぐむ)
カ:「今どんな気持ちがしてる?」
ク:「悲しいです。
そんな風に見れない、って言われて
女性としての自分を全部否定された気がして…」
カ:「そんな風に見れない、と言われたことで、
女性としての自分を全部否定されたような気がして
悲しいんだね。
その悲しい気持ちをよく味わってみて」
(泣)
ク:「少し落ち着きました。
引きずってるとは思っていたけど、
こんなに悲しい気持ちがまだあったんですね。」
カ:「そうですね、、こんなに悲しい気持ちがまだあったんですね。
私は悲しい、私は怖い、私は腹が立つと口にだして言ってみて。」
ク:「私は悲しい、私は怖い、私は腹が立つ」
カ:「ピンとくる気持ちってある?」
ク:「怖い、ですかね」
カ:「怖いがピンとくる気がするんだね。
怖いのはなにが怖い感じがする?」
ク:「自分の気持ちを伝えたら、
人が離れていってしまう気がして怖いです」
カ:「自分の気持ちを伝えたら
人が離れていってしまう気がして怖いんだね。
そう思って怖いなという気持ちをよく味わってみて」
(クライアント、しばらく身体が震える)
ク:「落ち着きました。」
カ:「これからどうしていきたい?」
ク:「あの時『そういう風に見れない』
と言われたのはつらかったけど
もう過去のことだし、
前に進みたいなって思います。」
カ:「前に進む、というと?」
ク:「自分の好きだという気持ちを
ちゃんと相手に伝えたいです。」
人を好きになるのが怖い気持ちは心のケアをすれば克服できます
いかがでしたでしょうか?
今日は
【人を好きになるのが怖い|その原因と克服方法】
というテーマで話をしました。
人を好きになるのが怖いと感じる原因は主に
①これまで好きになった異性に告白したが
うまくいかずトラウマになっている
②好きになって本当の自分を出すと嫌われるという観念がある
の2つです。
この2つのことに関する心のケアをしっかりしてあげれば
「人を好きになるのが怖い」
「好きになったら嫌われてしまう」
こうした気持ちが小さくなり、
自然な気持ちで好きな人と
関わっていくことができるようになりますよ。
ぜひワークに取り組んでみてくださいね。
またもしより詳しい心のケアの方法や
悩みが生まれるメカニズムについて知りたい・学びたいという方は
「あなたの不安がみるみる小さくなる
セルフセラピーガイドブック」
の中で詳しく解説していますので
ぜひご覧になってくださいね。
(PDF形式、30ページ)
(PDF形式、30ページ)
またもし、今日の話は分かってはいるものの
自分ではどうにもできずに悩んでいるという場合には
無理せず心の専門家の力を借りるようにしてみてくださいね。
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