「教えて、紗絵子先生!」 第五回-失恋ショコラティエに学ぶ恋愛学
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みなさんこんにちは
恋愛セラピスト青木大です。
今週も、失恋ショコラティエに学ぶ恋愛学、紗絵子先生をお招きして始めていきたいと思います。
よろしくお願いします。
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青:先生、よろしくお願いします。
紗:うん、よろしくね。
青:先生!!今週面白かったですね~!!大人しかった前回とはうってかわって、見どころ、名言ありまくりまりでした。書きやすい!(笑)
紗:爽太君、素敵
青:先生からそんな言葉がこぼれるとは。。。いやでも、1話、2話とかの妄想アホ野郎的な描写からすると、実際かなりいい男になってますよね。ちょっと突っ走ってはいるものの発言が力強い。。。
気づいたんだ。
どんなに好きでも、どんなに欲しくても、紗絵子さんは手に入らない。
その寂しさとか、悔しさとか、そういうものを受け止めることから、俺ずっと逃げてたんだと思う.
イタいよね、こんな男。だから認める。俺さ、ほんとに紗絵子さんが好きなんだ。
だからここで終わらせて、完成させる。
-完成って何を?
この恋を。滅びの瞬間を見届けるってことかな。
それでやっと完成するんだ、俺の片想いが
紗:ねぇ、青木君。これってどうしてこんなに力強く、たくましく感じるの??
青:おお!今週僕のターンですか!?(笑)
そうですねぇ、これは爽太君のフォーカス先の変化によるものだと思います。
紗:フォーカスの変化?
青:そうです。これまでは、爽太君は”紗絵子さんを自分のものにする”ということにフォーカスをしていました。なので、行動に対して紗絵子さんがいい反応を返してくれたら嬉しい・goodだけど、悪い反応を返してきたら悲しい・badであるとなってました。
ところが今回いろいろふっきれた爽太君は、紗絵子さんとどうのこうのという、”二人の関係性の善し悪し”ではなく
”結果がどうであれ、紗絵子さんに正直な気持ちをぶつけてくる”
というように”紗絵子さんに対して自分がどういう態度をとるか"ということにフォーカスしています。こうなると非常に力強いんですよ。
紗:ちょっと難しいな。どうしてそれだと力強く感じるの?
青:この2つではフォーカスしている対象が
a. 二人の関係が上手く行くかどうか:自分にコントロールできないもの
b. 紗絵子さんに対して自分がどういう態度をとるのか:自分にコントロールできるもの
という違いがあります。
前者のように自分にコントロールできないものにフォーカスすると、ことのなりゆき次第に自分の気持ちが振り回されることになりますが、後者のように自分にコントロールできるものにフォーカスした場合、それがうまくいくかいかないかは全部自分の意志で決定できるんで、振り回されないんですよね。その状態を外から見ると、力強いとか、頼もしいとかそんな風になるんですよ。こう、地に足がついた感じになる。
紗:そうなんだ。面白いね。
青:こういうところは、爽太君と紗絵子先生の間だけに終わらせずに、世の悩める女子の皆様に活用して欲しい部分だったりします。”うまくいくかどうか”は置いておいて、自分がその相手に対して、恋愛に対して、どういう風に向き合うのか”自分で”決定して、それに従う。そんな風に捉えられたら悩みの80%ぐらいは消えるんですがね~。これがなかなか難しい。
紗:青木君、なんだかお説教っぽくなってきてるよ?
青:おっと!すみません、先生、ご指摘ありがとうございます。
紗:まぁ、許してあげる。
青:今回、先生の秘伝のテクニックが披露されなかったので、ついつい他で喋りすぎてしまいました。先生、期待してますよ。
紗:ふふ、ありがと。私ぐらいになると、そういうの自然にやっちゃうから、心配しないでいいよ。
青:(笑)
というわけで、失恋ショコラティエに学ぶ恋愛学第5回を終わらせていただきます。ありがとうございました。第7話、楽しみですね。来週もまたよろしくお願いします。
今週の名言(by 小動爽太)
俺、とっくに失恋してた。とっくの昔に失恋してたよ
それでも、離れられなかったんだ
自分が自分から
もうずっと前、あの雪の夜から
紗絵子さんはファンタジーで
でもそれが俺の全てで
ただその物語を続けるために、恋をしていたんだ
ずっと一人で
それはただ、俺のために