【Q&A】結婚したいと思っていた気持ちがなくなってしまいました
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みなさんこんにちは
恋愛セラピストの青木大です。
今日はQ&Aです。
テーマは”結婚したいと思っていた気持ちがなくなってしまいました”です。
―
私には6年間付き合っている彼がいます。その彼との関係でどうしたらよいか分からず迷っています。
というのも、他に好きな人ができてしまったからです。
長い付き合いですから、結婚の約束もしていました。
今は私が仕事の関係で海外にいて遠距離恋愛になっているのですが、その海外滞在が終わったら結婚しよう、と。
そんな中好きな人ができてしまいました。
日本の彼は仕事についても性格に関しても周りからの評判もとてもよくて、私自身”こんないい人いない”ということは頭では分かっているんです。でも、最近興味が持てなくなってしまっています。彼といてもドキドキすることがありません。
だから、結婚のことも今はしたいと思えなくなってしまいました。
彼と別れて他の人を探すべきなのか、それともそういった気持ちを抑えて結婚するべきなのか・・・どうしたらいいのでしょうか?
―
興味深いご相談をありがとうございます。
一言で言うと、”どっちでもいい”
というのが正直なところです。突き放すようですみません。
あなたの現在の気持ちを汲み取るならば、
”今の彼とは別れて新しい彼に目をむけるべき!彼との恋は終わったのよ”
と言ってあげる方が、久しぶりに恋愛のドキドキ感や高揚感を味わえて、ひとまず色鮮やかな日常が訪れるだろうな、とは思います。
しかしながら、果たして、
あなたが望んでいるのはそんなものなのでしょうか?
恋愛や結婚から人が受け取るものは人それぞれです。
だから、こういう恋愛や結婚が正解というものはないし、自分が得たい物を与えてくれる恋愛をすればよいでしょう。
それこそ日本では”浮気があーだこーだ”問題になるでしょうが、一方国を変えれば一夫多妻性の国や地域だってあるのですから。ちょっと極端な話ですが。
さて、繰り返しになりますが、あなたが恋愛や結婚に求めるものはなんですか?
・ドキドキ感ですか?
・愛情やぬくもりですか?
・刺激や発見・成長ですか?
それによって選択を考えられてはどうでしょうか?
さて、ここからは参考のために、という話になります。
上記のご質問だと、長く付き合うとときめきやどきどき感・高揚感を感じれなくなる、ということが前提になっています。また、これを読んでいる方のなかにも、”そういうもんだよね””ドキドキは三年まで”などと思われている方が多いと思うので、その際に役立つ考え方を示しておこうと思います。
長く付き合っていてもドキドキを感じるには○○が必要
そもそもな話ですが、恋愛の初期において感じるこの
“ドキドキ”
これってなんなんでしょう?
なぜこのどきどき、恋愛初期には普通にあるのに、半年・一年・二年が経つとほとんどの人のケースにおいて失われてしまうのでしょうか?
この”ドキドキ”感の招待は不安です。
いうなれば”うまくいくかどうかわからない”という感覚です。
彼が私のことを好きなのかどうか分からない・・・
こう言ったら彼がどう感じるかが分からない・・・
この感覚を人は”ドキドキ”と感じるんです。
これは仕事でもおんなじはずです。
新しい職場、新しい業務、新しい得意先などに置かれたとき、最初はどきどきしていません?
そうですよね。なぜなら、そこでうまくやっていけるかどうかが分からない。だから不安だし、ドキドキを感じるのです。
とはいえ、ずっとそんな風に不安を感じ続けたままだと心を病んでしまいますから、そうならないように”慣れ”というものを作ります。もう既に知っていることにして、分かっているから、不安でない、という状態を作るのです。
これが仕事だったら問題ない。
不安を感じず、堂々と安心して仕事に取り組めばいい。
これはいいですよね?
ところが同じ働きを恋愛に関してすると、話がややこしくなるんです。
最初は感じていた”ドキドキ”。今はなくなったあの”ドキドキ”感を返して!”ドキドキしないから、好きじゃなくなったんだわ!”とやるわけです。
ここでの問題点って何か分かりますか?
分かる人には分かると思いますが
“ドキドキ”=”好き”
“ドキドキしない”=”好きじゃない”
と頭の中で結びついてしまっていることです。
こういう捉え方をしていると不幸になるし、結婚なんてやってられないし、できればその考え方を抜け出してください。
“一緒にいて居心地がいい・楽しい”
“安心する”
そういうのも好きの要素のひとつであるはずです。
それは分かりますよね。
とまれ、こう話しているとお説教はいいから「早くドキドキを取り返す方法を教えて!」という声が聞こえてきそうですので、そちらの話をしましょう。
長く付き合っていてもドキドキを感じるには○○が必要
その○○とは・・・
想像力
です。
想像力があれば、長く付き合っていても”ドキドキ”を感じる、いや意識して生み出すことができるようになります。
もしも初めてだったなら・・・
あなたにやって欲しいことは、長く付き合った彼、その彼と次に会う時に
“この人と出会うのは今日が初めてなんだ”
と思ってみて欲しいということです。
もちろん現実は違います。でも想像力を駆使して
何年も付き合っている彼
仮にこの人と会うのは今日が初めてなんだと思ったら
・どんな話をするだろう
・どんな質問をするだろう
・どんな態度をとるだろう
そういうことを”意識して”考えてみて欲しい、と言っているのです。
そうすると、不思議なことに・・・いままでこういうものだと思っていた彼
それとはまったく別の面が見えてきます。
もし見えて来なかったとしたら、それはイメージ力不足だと思ってください。
“初めて会った”ということに対してリアリティーを感じれていないと思ってください。
で、普通の人はそんなに普段から想像力を駆使して生活していないから、とはいってもなかなかこういうのってやれっていっても難しいんです。
だから・・・
遊び感覚で、日常的にこういう考え方を取り組む時間を取ってください。
お昼にランチ食べる時に同僚に対して”ちょっとこういう話があってさ”と事情を話して、
“初めまして、○○です”
というやりとりを1時間もしなくていいから、20分でも10分でも5分間でもいいからやってみる。
そうすることで、今までこうだと思っていた友人の違う面が見えてきて、緊張感が生まれてくると同時に、その友人がより深みのある、興味深い存在として捉えられるようになっていきます。
“初心忘るべからず”
という言葉があります。
同じ仕事をずっとやっていても"この仕事をするのは今日が初めてなんだ"という気持ちで取り組めば、まったく違うものに見えてくるし、気持ちも引き締まったものになる。それを身近な人間関係の中で、ゲーム感覚でぜひぜひ取り組んでください。
そして、最愛の彼に対して、いつでも”ドキドキ”した気持ちを”引き出せる”技術を身につけてもらえたら幸いです。
P.S.
“初めて会った”というのが実際やってみてもどうしてもピンとこない場合は、その逆を考えてみてください。
自分はもう間もなく死を迎える・・・だからこの目の前にいる人と会うのはこの場この瞬間が最後なんだ、っと。
ドキドキ、とは別の話になりますが、自分がどういう意識で臨むかによってまったく同じ人と話していても感じる感情が変わるし、その人から引き出すものも変わる。その感覚を味わってもらうことができると思います。
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