【Q&A】素直に感情を出すことができません
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みなさんこんにちは
恋愛セラピストの青木大です。
今日はQ&Aです。
テーマは”素直に感情を出すことができません”です。
—
付き合っている相手に感情を出すのがとても苦手です。
相手からするとそっけない風に感じるみたいで
”○○が好きでいてくれるのかわからない”
と言われたことがこれまで何度もあります。
相手を不安に思わせることが申し訳ないのでなんとかしたいのですが、
どうしたらいいでしょうか?
—
ご相談ありがとうございます。
相手を不安に思わせてしまうのって辛いですよね。
相手にとってもしんどいし、またそのことで攻められる自分もしんどい。
大きくわけて二つの場合があるかと思います。
1.気持ちはあるけれど、それを表現することができていない
2.自分のなかの気持ちがわからない。はっきりと”彼を好きだ”とまでは言えない。
1.気持ちはあるけれど、それを表現することができていない
この場合、表現する方法を工夫してみてください。
一番難しく、問題になるのは対面で会ってるときに表現できていないことだと思います。
この場合、対面で表現できないことをどうこうするのではなく、別の部分で表現するようにしてみてください。
対面では言うことはできなくてもメールでは書ける
あるいは
毎日のメールで言葉にするにはなんか気恥ずかしいけれど、手紙でなら書ける
彼に出す手紙には書けないけれど、自分の中の彼への気持ちを確認するために、ノートに書き出すことならできる
どうでしょうか?
これならできるのではないでしょうか?
大切なのは何かというと”できないこと”に気持ちを向けないことです。
そうではなくて”何ならできるか”これに気持ちを向けてください。
自分に今できることを、しっかりやっていれば、いずれはそれが育っていきます。
この例で言えば、手紙に書いていたようなことをメールで表したり、メールに書いていたことを対面で伝えることができるように、徐々にできるようになります。
もう一度言います。
“自分にできること”に気持ちを向けてください。
どれだけ小さなことであっても、その積み重ねはあなたに大きな変化をもたらします。
むしろ問題は、こういったできるちっぽけなことをないがしろにしていることにあります。
2.自分のなかの気持ちがわからない。はっきりと”彼を好きだ”とまでは言えない。
2つめは、相手から告白されて付き合ったケースに多いです。
熱烈にアプローチされて、”嫌いなわけではないし、付き合ってもいいかな。付き合ったらきっと好きになるだろう”
そんなような感じで始まった交際。
だから、”好き”という気持ちがまったくないわけではないけれど、改めて
“好きかどうか?”
と問われればハッキリとは答えることができないし、問われれば問われるほど
“自分は実は彼のことが好きではないのでは?”
“彼が求める程には彼のことを好きになれないし、このまま一緒にいない方がいいのでは?”
そんな風に思えてくる。
この質問の罠は”好きかどうか”という質問が漠然としすぎていることです。
“ 好きかどうか”と言われると分からなくても、以下はどうでしょう?
・彼と一緒にいると楽しい
・彼に好意を向けられるのは嬉しい
・今自分が好きだと言えるのかは分からないけれど、もっと彼のことを好きになれたらいいとは思っている。
おそらくは、こういう気持ちは感じているのではないでしょうか?
こういう気持ちが一切ないのであれば、今現在付き合ってはいないでしょう。
だからあなたの中には大なり小なり、こういう気持ちはあるはずです。
いいんです、それで。
それでいいんです。
どうぞ、そのあなたの正直な気持ちを彼に伝えてあげてください。
こんなことを伝えるのは、彼を傷つけることになるでしょうか?
“好きかどうか?”と聞いてくる彼に対して曖昧な態度を取るようで、困惑させるでしょうか?
そうはなりません。
むしろ、いっけん伝えるのをためらってしまうようなこの曖昧な気持ちをそのまま伝える方が相手のことを安心させることになります。
仮にあなたが言葉の上で”何いってるの?好きに決まってるじゃない”と言ったとしても、彼はなんとなくあなたの態度・振る舞いから、それが真実ではないことを察してしまいますから彼の不安は解消されません。むしろ、言葉と態度の不一致から、よけいに不安を感じてしまうことすらあります。
一方、ありのままの気持ちを伝えた場合はどうでしょう?
まず、彼のなかでは
“あぁ、だから態度や振る舞いに迷いがあったんだな”
と納得感があるはずです。
その上で、
・彼と同じぐらい好きになれたらいい
・一緒にいたいと思っている
という意向を伝えることができれば、彼としては十分に安心できるはずです。
この2のケースに関しても、1のケースと同様に伝えるのが難しい、というのであれば
メールにしたり手紙にする
などして、取り組みやすい、書きやすい形で伝えてください。
なにより、書き出してみることで、あなた自身が
“好き、って漠然としていてよく分かんなかったけれど、こうして考えてみると、結構彼のことが好きな気持ちがあるんだな”
ということに気づくことになるんじゃないかと思います。
素直な気持ちを誠実に伝えることには力があります。
ぜひぜひ彼に伝えてあげてください。