友達どまりの女、彼女になる女
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こんにちは
恋愛・パートナーシップ専門心理セラピー
青木恋愛心理サロンのあおきだいです。
いよいよクリスマスまで3週間となりました。
付き合ってはいないけれど、男の人に食事に誘われた。。。
これって、もしかして。。。そんな話もちらほらする季節。
今日のテーマはこの時期に気になる話 "友達止まりの女、彼女になる女"です。
なぜいつも"友達止まり"なのか
性格はいい。
社交性もある。
かわいげもあるし、先輩からは重宝され、後輩からは頼られる。
しかしながら、こと恋愛になると、自分の望む恋愛が成就しない。。。
そういう人って、あなたの周りに一人ぐらいいますよね。
話を聞いていくと、"本命以外"からは告白されることは実はちょこちょこあるのだけど、それに甘んじることもできない。
結果"彼氏いない暦3、4、5年"となる。
口癖は"私モテないんですよ"
社交性はひとよりむしろある方なのに"友達"止まってしまう、そのメカニズムとはなんなのでしょう?
ありがちなエピソード
好きな彼を飲みに行こうよ、と誘った。
仕事の話、友達の話、お金の話など様々なテーマで喋ったあと、話のテーマは恋愛となった。
小さい頃の恋愛の話をして、お互い笑い合った。お互いの昔の恋話ラリー。女は"これはいい兆候だ"と思った。
彼の次の言葉を聞くまでは。。。
"この間別れた彼女のこと、まだ忘れられないんだ。たまにメールで連絡がくるんだけど。彼女と僕がやり直せる可能性ってあると思う?"
息が詰まった。
胸が苦しくなる。
その口が紡いだのは次の言葉だった。
"諦めちゃだめだよ。なに弱気になってんの?頑張んなよ!"
彼はこう言った。
"ありがとう。俺、頑張るよ!"
・・・そうして、彼女は"なんでも相談できる友達"と相成った。
――――
これは桂望実さんの小説「恋愛検定」に出てくる話のひとつのシーンを簡略化したものなんですが、これを読んで、
"あ、これ・・・私のことだ・・・"
"友達の○○のことだ・・・"
と思った方、いらっしゃるのではないでしょうか?
"相談相手から入るのっていいんじゃないの?"
と思ってそうしているのかもしれませんが、そこには落とし穴があります。
この方法は、人の認知メカニズムからして大失敗です。
デートで割り勘にされる女達
人は、相手が思っている自己認識に見合った扱いをします。
"私は大切な存在なんだ"と思っている人は、周りからも大切に扱われるし
"私はちっぽけな存在なんだ"と思っている人は、やっぱり周りから軽んじられるし、雑な扱いをうける。
だからもし、あなたが"友達止まり"なのだとしたら、それは相手が優柔不断なわけでも
相手が女をもてあそぶ悪い男なのでもなくて
相手にとって、あなた自身が
"自分のことを友達以上恋人未満な存在だ"
と思っているということです。
先の例で言うところの"なんでも相談できる友達"の役を自ら買って出てしまっているのです。
なぜか・・・
それはあなた自身が"彼にとって私は不釣り合いだ"と思っている、認識しているからです。
実際にそうかどうかは別としてね。。。
だから、彼も方もその認識を感じ取って
"なるほど、この子は友達以上・恋人未満として扱えばいいんだな"
と無意識レベルで認識する。
あなたが抱く自己認識をキャッチしているのです。
だから、二人で出かける機会があってもあくまで他の恋愛の相談相手であって恋愛対象ではないから
・行く場所
・おごる、おごらない
・服装
などがそれにあった物になる。
オシャレなレストランで甘酸っぱいひと時を過ごすのではなくて、ガヤガヤした居酒屋で悶々とした時間を過ごすことになる。
一度出来上がった"なんでも相談できる友達"という認識はめったなことでは変わりません。
別の話ですが、初対面で"この人なんか苦手"と思った人がその先ずっと苦手な人でいるのと同じです。
だから、彼女コースからは脱線することになるし、結果として付き合うにはいたらず苦しむ、ということが起きているのです。
彼女になる女のしていること
先の恋愛検定の話の続き、果たしてどうなったのでしょう?
――――
それから少しして、会社のお酒の席で、二人が話す機会があった。
"この前楽しかったよ。また飲みに誘ってよ"
パッと上機嫌になる彼女。しかし、続く
"元カノの話、また聞いてよ"
という言葉に女は打ちひしがれる。。。
そんなの…ヤだよ。。。
しばしの時間が過ぎ、彼女は意を決して顔を上げた。
"そういうのだったら、ヤだ。○○君と……もっと親しくなりたいって思ってるのに、元カノがまだ好きだって話、聞くの辛いもん。この前の時は、自分の気持ちを一生懸命隠して励ましたけど、心はビリビリ震えてた。好きな人から、ほかの女性が好きだって話、聞きたくない。だから、元カノの話がしたいなら、私を誘わないで。ほかの話をするんなら、私を誘って。それだったら、私は嬉しいから、絶対に行くから"
そう言うと、彼女はその場を走り去った。
そして次の日になった。
彼からのメール。そこにはこう書かれていた。
"飲みに行かない?元カノの話はしないって約束するよ"
――――
このエピソードから学べることはなんでしょう?
それは自分がどう関わりたいのか、どう扱われたいのか相手にちゃんと伝える、ということです。
"いい友達になりたいのか"
"彼女として大切にされたいのか"
そこには天と地ほどの差があります。
二つの車線は繋がっているわけではないのです。
アメリカに行くのに、車に乗って行く人はいないですよね。
日本からアメリカに行くのであれば、飛行機に乗らないといけない。
彼女になりたいのであれば、"よい友達"からの昇格を狙うのではなく、最初から"私を女としてどうですか?"としないといけない。
結果として後者はうまくいかないこともあるけれど、確率ほぼ0%の前者に比べれば、遥かに勝算は高いはずです。
まとめ
いつも友達止まりに終わる・・・これは
"あなたが友達止まり女"を目指しているからです。
"友達から入るな、恋人から入れ!"
いつもグズグズしているうちにチャンスを逃している方は、ぜひ一度意識してみてください。
[追記]
どうしても友達止まりの恋愛から抜け出せないのであれば、あなたの無意識がブレーキをかけているかもしれません。
ちょっと考えてみてほしいのですが、"もし、気になる彼にアプローチして振られてしまった・・・"としたらあなたに何が起こるでしょうか?
この答えが"傷ついて立ち直れない"だとか"生きてく気力をなくしそう"などであるのであれば、リスクを背負ってアプローチするのはそりゃあ恐いですよね。そういう方の場合は一度セラピーでそういう感情をケアされるのをおすすめします。過剰な恐れがなくなれば、いまのままにしろ、付き合った後にしろ、あなたの恋愛はもっと楽になるんじゃないでしょうか。
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