幸せな結婚生活に欠かせない -男と女の評価システムの違い-
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みなさんこんにちは
恋愛セラピスト青木です
少し前に京都yucafe塾@京都「悩みを相談された時の心理術」に参加してきました
で男性性と女性性、「男は問題解決しようとする」というような話をしましたが、この「男の女の違い」に関してうまく書かれていて、ものすごく参考になる本を一冊紹介しておきたいと思います。
『嘘つき男と泣き虫女』 -アラン・ピーズ&バーバラ・ピーズ
です。
この二人の著者の名前、ぱっときいてわかる方は少ないかもしれませんが
『話を聞かない男、地図を読めない女』
という本の名前はご存じなのではないでしょうか?
(ちなみにこの「話を聞かない」は日本で250万部、世界で770万部売れています)
あの本の著者の邦訳本2冊目がこの『嘘つき男と泣き虫女』です
外国人の本らしい、非常にユーモアのあふれるタッチで書かれているのでどこをとってみても面白いのですが、男と女の違いの理解、という点で
これを読んでいれば人生が変わる
男が読んでいれば人生が約10倍幸せになる
というのが第4章「女の評価システム」で書かれている話です。
まったく異なる男と女の評価の仕組み
ひとことで言ってしまえば男と女ではその進化過程の違いから、互いの行動に対する点数の付け方が異なる、という話なのですが、本書ではこんな風に書かれています。
男の脳は一歩下がって「全体像」を見るのを好む。またちょこちょこと数多く関わるよりも、回数は少ないが重要な貢献をしたがる。パートナーにはめったに贈り物をしないが、ここぞというときはでかいものをプレゼントする。これに対して、女の脳は細部にこだわるようにできている。だからパートナーや自分の行動は、その内容や大きさに関係なく、一回につき1点で評価する。ただし親密な愛情表現だけは、ひとつ2点になる。
これはほとんどの男性が
“マジですか!?”
とツッコミを入れたくなるような内容ではないでしょうか。
わかりやすく言えば、男は自分のパートナーの機嫌を取るために高額なプレゼントをしたりしますが、たとえばそれが10万円したとして、男は15点ぐらい稼いだ!と思うけれど女がそれに対してつける点数はせいぜい1点か、よくて2点となるのです。
(この点数評価システムの表のごく一部分を文末につけておくので、よければ参考にしてみてください)
この評価を見てガッカリすることもできるのですが、男にとっては救いとなることも書かれています。どうすれば女性から高い評価を得ることができるかも書かれているからです。
・妻にきれいだね、という
・料理をほめる
・雨の日に家の前まで車をつける
・寒い日にコートを取ってあげる
などなど。
「そんなんで点数つくの!?しかも高額のプレゼントなんかよりもはるかに高い点数が」
これを読むとほとんどの男性がそう思われるのではないでしょうか?
また、女性からすると「そんなの当たり前じゃない!?」と思われるかもしれませんが、そんな当たり前のことが普通男性にはわかってないのです。
男は目標達成に 女は人間関係に
男性が基本的に目標達成などに意識が向きがちなのと対照に、女性の意識は「良好な人間関係を築く」というところに向けられることが多いです。
それだけに、その人間関係を向上させる行為はほんの些細なことであっても高く評価されるし、逆にそれに関係を及ぼさないことはたとえそれが週に40時間働くことであってもたいして評価されない、ということです。
悲しいのは、とはいえ男性の思考ではそもそもそんな世界が繰り広げられていることに気づくこと自体がないので、突然
“あなたはもう私のことを愛してないのね”
“実家に帰らせていただきます”
と言われてしまうことです。
そうなる前に男性の目のつくところに本書をさりげなく置いておいてください。
最後にお二人からのひとこと。
女が評価するときは、行動一回、贈り物ひとつにつき1点になる。
男の場合は、行動や贈り物の大きさで点数が変わってくる。
P.S.
この本の中で「こんな風に一回お互いの行動の貢献度評価リストを作ってみるといいよ」という提案があって、それ自体は間違いではないと思うのですが、パートナーと二人だけでやると感情的にぶつかる、男性がやたらめったら非難されてそれにたいして男性が耐えられなくなってきれる、ということがありえるので、カウンセラーなりセラピストなりコンサルタントなり、中立な立場の人間をひとり間において実施されることをお勧めします。
参考:本書に出てくる男の一か月の行動に対する評価表の一部