その告白、間違ってませんか？-99%付き合えるチェックメイト的告白とは？

こんにちは

恋愛・パートナーシップ専門心理セラピー

青木恋愛心理サロンのあおきだいです。

世は恋する男女のためのイベント、クリスマスを先日過ぎたころですが、

今日の話のテーマは告白です。

フラれるのが怖くて告白できない・・・

学校や職場に気になる彼がいる。

そこそこ仲が良いと思っているし、できることなら付き合いたい。

でも、もし彼にふられて、今までみたいに喋ったりご飯食べたりできなくなるかと思うと・・・

告白なんてできない・・・

告白なんてしない。

そんなことをしているうちに、気付いたら彼に彼女ができている。

そういう経験って誰でも一度や二度はあるのではないでしょうか？

告白して、それで付き合えたら嬉しいけれど

確かに

・うまくいくかどうか分からない

・失敗して彼を失うことになる

と思うと怖いですよね。

それなら告白なんてしない、という気持ちも分かります。

でもそれじゃあ逆に

"ほぼ成功することが分かっている"

"仮に失敗しても友達でいられる"

告白があったらどうでしょう？

今日は恋愛相談の桃山商事さんのコラムで紹介されていた"チェックメイト的告白"をご紹介します。

付き合うってそもそもなんだ？

"付き合う"

という言葉が普通にあって

"付き合って欲しい"とか"付き合いたい"とか言われていますが、そもそも"付き合う"ってなんでしょう？

・定期的に二人で会う

・頻繁にLINEをする

・記念日を一緒に過ごす

・セックスをする

・相手を最優先に考える

・浮気は禁止

・結婚を視野に入れる

人によって付き合うの要素は異なると思いますが、概ねこんなものではないでしょうか？

つまり"付き合って"という行為は、私と

---

定期的に二人で会う

頻繁にLINEをする

記念日を一緒に過ごす

セックスをする

相手を最優先に考える

浮気は禁止

結婚を視野に入れる

---

してください！

と相手に伝える行為です。こうしてみると結構すごい要求を突きつけてるんですね。

それを、青春マンガよろしく

「あなたのことが好きでした！！付き合ってください！！」

とやれば、マンガではともかく、現実世界でうまくいくはずがありません。

人間は心理メカニズム的によく分からないものに大しては"NO"と応じるようになっています。

ですので名前も性格も分からない状態での告白が失敗するのは当然の話です。

しかしながら、そこまでいかなくても、相手のことが分からない、相手とほとんど喋ったこともないのに"告白・・・告白"と悶々している人が多いのが、"告白"で悩んでいる人の実情ではないでしょうか？

小さな賭けを積み上げる

"付き合う"がすごい要求であるのは分かった。

ではどうしたらいいのか。

我々が推奨したいのは、「オールorナッシング思考」から「グラデーション思考」への転換です。

これは「全面的な承認か、全面的な拒絶か」という、持ち金をすべてぶち込む「大きな賭け」の一発勝負から、「一部分の承認か、拒否か」という「小さな賭け」を繰り返していくことへの方針転換です。 

 

具体的には、前のページで挙げた「つき合う」の内訳をひとつずつ埋めていくようなイメージです。定期的に会ったり、頻繁にLINEしたり、誕生日やイベントを一緒に過ごしたりする関係を作り、何ならセックスもしてみて……という感じで、具体的に距離を縮めていく。

 

 このような「グラデーション思考」で進めていった方が、成功の確率も上がっていくのではないかと考えます。

 

このように関係性を積み上げていけば、やがて「これはもうつき合ってるに等しいでしょ？」と互いが思える地点に到達できるかもしれません。そこまで来たら、仕上げとして告白をする……。 これこそが、「成功しやすい告白のタイミング」です。

告白は「あなたにもっと近づきたいという好意を伝えること」です。だとすると、「言葉でハッキリ伝える」という以外にも、方法はいくらだってあるはずです。 

例えば相手をデートに誘うとか、相手の話に興味を持つとか、一緒においしいものを食べに行くとか、おもしろい画像をLINEでシェアして楽しむとか、そういった何気ないことだって、どこかに近づきたいという好意を含む以上は“小さな告白”と言えなくもありません。。 

いきなり100％の告白をしようと思うと怖いけど、5％ずつの告白なら怖くないかもしれません。毎週デートに誘ってみて、毎週会うことができれば、それは「毎週会う相手」として承認されたということ。これは「30％くらいつき合ってる」と言っていいかもしれない。

ポイントは何か。それは先に挙げた付き合うの要素。

この" 付き合う"の内訳を１つずつ埋めていく"ということ。

付き合ってからデートをするのではなくて、付き合う前にデートするし、電話もするようになるし、手を繋いだりもするようにする。

これを段階を踏んで進めて行く。

このグラデーション思考、グラデーションアプローチ、非常に有効です。

ここでは

・"一発勝負"ではなくて"小さな告白"にすることで、怖さを軽減し取り組みやすくなる。

・"ほぼほぼ付き合っている"という状態から告白することで告白の成功率をあげる。

というメリットが挙げられていますし実際そういう効果があるでしょう。

そしてこの方法にはさらにメリットがあります。

グラデーションは恋を加速させる

さらなるメリット、それは人間の認知メカニズムを味方にできる、ということです。

この方法では徐々に距離をつめて行く、というやり方をします。

そうすることでお互いの脳に

"これっていい感じじゃない？私この人と付き合うことになるのかも？"

と認識させることができます。

脳は私たちに見たいものを見せます。

例えば「部屋の中の赤いもの何があるか探してみて」といったあとに目をつぶらせて「青いもの何があった？」と問われると、ほとんど答えることができません。意識を向けているものしか認識できなくなるのです。

では

"この人と付き合うことになるのかも？"

という状態の脳はどんな情報を拾ってくるでしょうか？

"付き合うことになるのかも"は実際には"付き合えたらいいなぁ"という願望です。

その相手に対して否定的な情報を拾ってくるでしょうか？

いいえ、拾ってくるのは"いかに相手が優れているか""いかにこの恋愛が間違っていないか"という情報です。

普段の生活では、優れた物しかないという人なんていないし、長所も短所も両方あるものですが、こうやって徐々に距離をつめて行くことで"相手の良いところ"ばかりがお互いに見える、相手が魅力的に見えるという状態になります。

そうなると。。。そう、告白は成功しやすくなります。

逆に言えば"距離がつまらない"という状態がしばらく続くと

"やっぱりこの人ではないのかな？"

と認識するし"この人ではなかった"理由、すなわち相手の欠点ばかりを拾うようになります。

"この買い物をしなくて正解だった"という情報を集めることで自分の正しさを守ろうとするのです。

段階を作ってちょっとずつ進展している感をいかに演出するかがポイントと言えます。

まとめ

・青春告白がうまくいくのは漫画の話

・"小さな告白"に分解することで、相手のOKが取りやすくなるし、怖くもなくなる

・"ほぼ付き合ってるよね"という状態で"確認"として告白をすると間違いが起こらない

最後に桃山商事さんのひとこと

オールorナッシング思考」のギャンブルには “努力の余地”がほとんどないということです。運を天に任せると言えば聞こえがいいですが、要するにそれは「楽をする」ということです。

 それよりは、相手との距離を見定めながら関係性を築いていく「グラデーション思考」の方がずっと“大人”な態度です。こちらの方が頭を使うし、精神的な負荷だってむしろ大きいかもしれない。 

でも、そうやって固めてきた地盤があればこそ、仮につき合うことが叶わなかったとしても、再び良好な関係を築いていくことは可能だと思うわけです。

 

どうぞ"大人の告白"を使って幸せな関係を作ってみてください。

■□お客様の声□■

初回ヒアリングセッションの申し込みはコチラからどうぞ

恋愛セラピーについて知りたいという方はコチラをお読みください

料金・お申し込みまでの流れなどに関してはコチラをお読みください