元タカラジェンヌに学ぶ”女性らしい”立ち居振る舞い
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みなさんこんにちは
恋愛セラピストの青木大です。
今日は本の紹介です。
南城ひかりさんの著書「タカラジェンヌ式 魅せるレッスン」です。
南城さんは、以前宝塚歌劇団でいわゆる”タカラジェンヌ”をされていた方で、現在は銀座で”銀座ロイヤルスクール”にて、宝塚で学んだことをもとにマナー講師をつとめられる方。
本書では
心構え、姿勢・歩き方・笑顔・発声
などを取り上げて説明されています。
僕がこの本をチェックしたのは
“女性らしさ”や”男性らしさ”、そういったものは歌舞伎や宝塚などに学ぶと面白いのでは?
と以前から思っていて、そこへこの本が存在すると知ったので、手に取ってみた次第です。
例えば立ち方
やせて見える立ち方のベースになるのは、75ページでご説明した「好印象を与える立ち姿」。足先を60度開き、両足のかかとをつけて立った状態で、軸足の前に左足(軸足が左足の場合は右足)を重ねましょう。こうすると、2本の脚が「1本のライン」となり、全身を細く見せることができます。
次に、脚を重ねたまま、両手をおへその辺りで軽く組んでみましょう。両手も「1本のライン」の上に置くことで、さらに細さを強調することができます。
自宅にいるときは全身鏡、外出先ではショーウィンドウに映る自分の姿をさりげなくチェックしてみてください。自分は今、どのような姿をしているのか。他人からどのように見られているのか。自分を客観的に見つめる習慣を持つことで、緊張感が保たれ、立ち居振る舞いがますます磨かれていきます。
そんな風に書かれています。
文字だけだと分かりにくいので、実際にやってみました。
写真が写真なのでわかりにくいかもしれませんが・・・
全然違いますね。
この写真は下半身だけのショットなので伝わりにくいですが、全身のショットで2つの脚のパターンを比べてみると、足下のスッキリ感が天と地ほど違います。
これは僕の写真を見るよりも、実際にご自身で鏡の前に立って、
“足先を60度開き、両足のかかとを付けて、軸足の前に左足を重ねる”
とやったものと、なにも考えずにだらんと肩幅に脚を開いて立ったものを比べてみてください。一度はテレビや何かで聞いたことがあるかもしれない立ち方、やってみると
“全っ然違う!”
と思わず唸ってしまうと思います。
自分では、自分の立ち姿ってなかなか見ることのないことですが、見られていますよ、男性に(笑)
例えば”いい男だったと思っていたのに食べ方が汚くて恋愛の対象外になった”なんて話をよく女性からきくことがありますが、同じようなことが、立ち方や歩き方なんかにも言えると思います。
すごく奇麗だったり性格のよい女性だったとしても、立ち姿がだらしなかったりすると、それだけで”女性として認識されない”という感じになるんですよね。
他にも
二の腕の話であれば
いい姿勢をとろうとすると、直立不動になってしまう人が多いようです。小さい頃、学校で教えられた「気をつけ!」のポーズを意識してしまうのかもしれません。
二の腕が太く見えてしまう理由は、まさにこのポーズにあります。
直立不動の姿勢は、カラダの側面にピッタリと両腕を付けます。そのため、二の腕のぜい肉が圧迫され、横方向に広がってしまうのです。
二の腕を細く見せるコツは、腕と体との間に空間を作ること。感覚を空けすぎると、ひじが両側に広がって不自然な印象を与えるので要注意です。空間の大きさは「タマゴ1個分」を目安にしましょう。このとき、二の腕を少し後ろに引くことで、腕の筋肉が引き締まり、ほそさがより強調されます。
というように。
本としてのボリュームは決して大きくはないですが、こういった小さいけれど、”女性らしく・美しく見える”ためのコツが厳選して書かれています。
“選ばれる人は実はできている女性らしい振る舞い”その入り口として手に取ってもらえれば役に立つ本だと思います。ぜひぜひ参考にしてみてください。