「教えて、紗絵子先生!」 第七回-失恋ショコラティエに学ぶ恋愛学
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みなさんこんにちは
恋愛セラピスト青木大です。
失恋ショコラティエ第8話、終わりましたね。
渦中の(笑)紗絵子先生をお招き、あ、先生家出中でしたね。。
せっかくなので、今回は僕の方で、改めて状況を振り返る回にしていこうかなと思います。
まず、今回の第8話。
前回の7話で紗絵子先生と爽太君がキスしていたので、実質前回から不倫はスタートしていたんですが、その本編という感じの8話でした。
紗絵子先生、勝負にでましたね。
さすがの紗絵子先生でも迷いがあったの、覚えてます??
そう、8話の冒頭で、爽太君のバレンタインチョコに対してお礼とお断りのメールを書いてましたよね。
爽太君、チョコレートありがとう
なんだかもったいなくて、まだ食べられません
爽太君の気持ち嬉しかったよ
結婚する前に告白されてたら、何か変わってたのかな
でも、そうなってたら、このチョコはできてなかったのかな
そう思うと、やっぱり無理だったのかもしれません・・・
ごめんなさい、本当にありが
でも、そのメールが送られることはなかった。
不倫自体は社会的にみて正しい行為ではないのかもしれないけれど、不倫相手の爽太君だけでなく、紗絵子先生自身にとっても、自分の結婚生活を失うかもしれないし、周囲からの信頼を大きく失うことになる、非常にリスキーな行為です。
そういう意味ではリスクを冒して攻め込んだ紗絵子先生の男気というか、そういうところが僕は個人的には好きですね。
一方で爽太君はというと、えれなと紗絵子先生を天秤にかけ、自分では決断ができなくて靴占いに身をまかせ、あげくえれなの方はすっぽかして放置、というていたらくでした。
前回かなりいい男として描かれていただけに、今回での落とし方がハンパない。。。
そんな優柔不断な男と決断した紗絵子さんが対決すると
(忘れた携帯を取りに店に戻る爽太)
紗絵子:携帯はコッチだよ。。
爽太:なんで紗絵子さんが持ってんの?
紗絵子:なんでかな。。。
(携帯を渡さずに、爽太に迫る紗絵子)
当然のように紗絵子さんが主導権を奪います。
かくして、えれなは、かわいそうなことに放って置かれます。。
ここで改めて、紗絵子先生、えれな、薫子さんの3人を整理してみましょう。
紗絵子:攻める女。自ら取りにいく女。
えれな:人のいい女。待つ女。
薫子:端から成り行きを見てて、一人で勝手に焼きもきしてる女。奇跡を待つ女。
という感じでしょうか?
なお、現在爽太君は紗絵子先生の手の中にあります。
まだまだ展開が分からないところですけどね。
今回面白かったなぁ、と僕が思ったのは、ラストのシーンの薫子さんの気付きですね。
人妻のクセに爽太君に色目を使ってるチャラい主婦、紗絵子
出会った初日からセフレになってるバカなモデル女、えれな
わたしだけが爽太君をまじめに好きでいる、つもりでいた。だけど。。。
(好きって)
相手の幸せを心から願うとか、そういうことでしょ
でも、私、爽太君の幸せなんて願ってたかな
紗絵子さんとうまくいくといいって思ったことない
モデル女と付き合うってきいたときも、ほんとは速攻で破局して、ボロボロになればいいと思ってた。
どうせ私のものにならないなら、不幸になればいいって。
そう考えると、自分の”好き”だけが唯一まともであり、正しい恋であるーーわけでもないのか
そんな風に薫子さんは気づくんですね。
自分のものにならない爽太君に気持ちをむけられる二人の女に対してバカだの最低だの言っていたけれど、本当は自分もその二人と同じような気持ちを持っているバカな女の一人であり、ただそれに向き合ってない・逃げていただけだったんだな。自分も形は違えど二人と同じだったんだな。
っと。
「私も。。。戦う」
薫子さんがこの後そんな風に決意するかどうかはわかりませんが、やっと同じ土俵に立った感じがしますね。
最後のシーン、ちょっと、ここにきてイイ女になった感を醸し出していました。
これからの薫子さんの出方、気持ちの描写が楽しみですね。
そんなところで今回締めさせていただこうと思います。
次回は、おそらくまた紗絵子先生をお招きしてすすめて行きたいと思っています(笑)
それでは、また来週お会いしましょう。
名言(by 六道 誠之助)
なんかキレイゴトっぽいわね。。。
ホントはとっとと振られて自分のものになればいいって思ってるでしょ?
いつまでもグズグズしてないで私を見て、って言っちゃいなさいよ