【Q&A】仕事第一の彼。この先うまくやっていけるか不安
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みなさんこんにちは
恋愛セラピストの青木大です。
Q&Aです。
今日のテーマは”仕事第一の彼。この先うまくやっていけるか不安”です。
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年上の彼と付き合って半年ほどになりました。とても仕事ができる人で、話をきいていると、実際会社での周りからの評価も高く、信頼が厚いようです。彼のそういうイキイキとしているところに惹かれるし、お付き合いをOKして始まりました。
しかし彼は「俺は仕事が一番。恋愛は3番目ぐらいかな」と口でも言っていて、仕事のスイッチが入ると連絡が取れなくなり、一ヶ月以上会えなくなったりすることも。私が寂しい・会いたいと言うと「趣味とか資格の勉強とかで生活を充実させなきゃだめだよ」「恋愛だけの女の人には魅力を感じない」と返されてしまいます。
彼の言うことが正しいとは思うのですが、この先ずっと寂しい思いを抱えながらやっていけるのかどうか正直不安です。アドバイスがあればお願いします。
―
これは、一見するとアンバランスの様にも見えますが、同時に、ピッタリ当てはまっている関係とも言えます。
こう言うと、ピッタリ当てはまっている?!どこが?と思われるかもしれません。
それこそ、毎日とまではいかなくても、週に1回や2回会いたいぐらいには思っているあなたと、そうなっていない現実。その寂しさはとうてい”大丈夫だよ”なんて言葉で癒されるようなものではないでしょう。そして、この先もそれがなかなか与えられない生活が続いていくかもしれないと思うと不安を感じるのはもっともでしょう。
でも
あなたは、あなたがそうして不安や寂しさを感じるのと同じぐらい、彼の中にも満たされない思いがあるのに気づいているでしょうか?
考えてみて欲しいんですが、世の中で本当に成功していて、豊かな人って、仕事がうまく行っているだけでなくて、家族のこともとても愛していて、休みの日には家族で一緒に過ごす。そんな生活をしている方々、まれにテレビなどのメディアで見掛けたり、あるいはなにかの機会にお会いになったことがあるかもしれません。
そこと比較して見た時に、一見自立していて”正しい”とか”優秀だ”というように見えてしまいがちな彼のなかにある課題が見えてきます。
彼の中にある満たされない気持ち
彼の中には、ある満たされない気持ちがあります。
その気持ちを満たすために、彼を次から次へと仕事に駆り立てずにはいないもの
それは、自己の重要感です。
彼には自己の重要感が不足しているのです。
仕事をする人全てが仕事によって重要感を得ることに成功しているわけではありませんが、職場の中でそれなりに結果を出せる人に取って、仕事は重要感を与えてくれるものになりえます。
よい仕事をし、まわりから”すごいですね”と賞賛されることもあるでしょうし
お客さんから”ありがとう”と感謝されることもある
他の同僚と比較して、自分の方がよい仕事をすることで”優越感”を感じることもある。
こういった賞賛や感謝や優越感は、仕事の質が上がれば上がる程グングン得られるようになります。
もちろん、適切な賞賛や感謝などによって、自分を重要人物だと思えることは良いことです。。。
その過剰摂取によって重要中毒にならない限りは。。。
そう言われると、なんとなく、彼のなかにそんな風な面を感じられるのではないでしょうか?
一見あなたからすると順風満帆に見える彼も、目に見えていないだけで、傷ついているのではないでしょうか?あなたが気づいていないだけで・・・
ある優秀な男を落とした一言
これは以前、友人の女性に教えてもらった話です。
ある会社で仕事はできるし、周囲との人間関係の築き方もうまいし、外見も上々。
周囲の女性の”この彼と付き合いたい!”という想いの的として掲げられている男性がいました。
仮にこの彼をN君としましょう。
N君に気のある女性は山のようにいるし、お誘いを受けることもしばしば。
しかしN君の心を射止める女性はなかなか現れませんでした。
そんななか、ある若い女性の放った一言が”ズドン!”とこのN君の心の的を撃ち抜きました。
なんと言ったと思いますか??
素敵ですね・・・
かっこいいですね・・・
頭がいいんですね・・・
優しいですね・・・
とんでもない。彼女はまったく逆のことを言いました。
彼女は次のように言ったんです。
N君って、なんでも出来るように見えるけど、ほんとはすっごく不器用だよね
およそ褒め言葉、とは言えないですよね。
しかしこれを言われた当のN君は
あぁ、やっと僕のことを分かってくれる人が現れた。この人はほんとの僕を見てくれる
そんな風に感じ、救われた気分になったそうです。
N君は以前から自分自身で”僕って不器用なんですよね”と口に出していたそうなんですが “いやいや、ご謙遜を”と言ってちゃんと受け止められることはなかったそうです。
強い女性としてのあなた
このN君の話と、あなたの仕事ができる彼、なにかしら通じるところを感じることはないでしょうか?
“そういえばこんなことを言っていたな”
ということ、あるのではないでしょうか?
もしあるのであれば、あなたがそれを受け止めてあげてください。
彼の”仕事ができる”ところだけではなくて、”人には見せられない弱い一面””彼そのもの”を理解してあげらえる人になってあげてください。
日中仕事に疲れた彼が、帰ってきて力を抜いて心安らぐことのできる”家”になってあげてください。
彼だって、なかなかうまく表現できないものの、そうやって自分を支えてくれる存在を探し求めているはずです。
あなたがそういう存在になったとき
メールして欲しい・・・
電話して欲しい・・・
会いたい・・・
なんていちいち言わなくても、彼の方から
話をきいて欲しい・・・
電話したい・・・
会いたい・・・
と言うようになるでしょう。
そうなったら、とっても素敵だと思いませんか?
今のように彼にすがる弱い女ではなくて、彼のことをささえる愛の女、そういう強い一面があなたの中にだってあるはずです。
ただ、どうも、今はそれが表現されていないし、彼もそんな風には思えない。
どうでしょう
ここで客観的に自分を見た時に
“彼の弱いところを受け止めてくれるあなた”
“疲弊した彼が心安らぐあなた”
になっているでしょうか?
おそらくなっていないですよね?
だったら、まずはそこを意識して取り組んでみてください。
もしかしたらあなたは
“私の方が甘えたいのにどうして彼にこう”サービス”しなくちゃいけないの?”
と最初は思うかもしれません。
しかし、しばらくこうして関わって、そういう関係性が出来上がってくると
“彼のことを支えている自分”
にあなた自身が充実感や自信を覚えるようになるはずです。
そのために、日々の生活のなかでぜひ
--
“彼の弱いところを受け止めてくれるあなた”
“疲弊したかれが心安らぐあなた”
―
になっているかどうか?
そのあなたであれば、彼になんて連絡するか
そういう視点でものごとを考えてみてください。
最初に言いましたが、二人は実は
“ピッタリ当てはまっている関係”
です。あとはその二人が、本来あるべき形で関われるかどうか
あなた次第です。よい関係が築けるように意識してみてください。
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