いつも寂しいのは心の病気?心の専門家が教える寂しさの心理と解消法
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こんにちは
不安でいっぱいの恋愛から卒業!
自分に自信が持てて
自分らしく愛される女性に変わる
"愛されメンタル"
のあおきだいです。
今日は
【いつも寂しいのは心の病気?心の専門家が教える寂しさの心理と解消法】
というテーマで話をさせていただきます。
僕は恋愛心理セラピストとして
多くの方の恋愛の悩み解消の
お手伝いをさせていただいていますが、
その中で
“寂しい”
という思いが非常に強く
「連絡がないと寂しい」
「会ってない時間は常にさみしい」
こんな風に感じてしまい、
彼と一緒にいない時間がつらくて苦しいですと
お話しいただくことがあります。
みんながみんなというわけではありませんが、
一部の人が強烈に“寂しい”という気持ちを
感じるのはなぜでしょうか?
今日は”寂しい”気持ちを感じる原因と
寂しく感じることから抜け出す方法について
お話ししてゆきます。
-
- 寂しさ・孤独感を感じる原因
- 寂しさや孤独感から抜け出すために必要なポイント
- 寂しさから抜け出すためのセルフワークの方法
目次
寂しさを抱える人の恋愛で生じがちなこと
最初に少し、"寂しさ"を抱える人の恋愛で
生じがちな問題について触れて起きます。
・デートでさよならした直後から
寂しさを感じる
・LINEやメールの返信が数十分つかないと
不安になる
・相手が自分のことを好きだと思ってくれているか分からず
頻繁に相手に確認したくなる
・相手の自分に対する関心が減ると
「嫌われたんだ」と思ってしまう
・プレゼントや連絡など目に見えるものがないと
相手の好意や愛情がわからない
・自分の気持ちをうまく相手に伝えられず、
感情的になってしまうことが多い
"寂しい"気持ちが強い場合、
こうした悩みを抱えるために普通の人と比べて
安定した関係を維持していくことがずっと難しいと言えます。
寂しいと感じる原因
寂しいと感じる原因はなんでしょうか?
それは
・誰からも必要とされないと思う
・誰にも愛されていると思えない
・人と表面的にしか関わることができない
こうした思いが自分の中にあり、
人と深く関わることができないからです。
なぜそのようになってしまうか・・・
それは
“愛着”
と呼ばれる能力に問題があるからです。
愛着とはなにか
愛着とは、親しい人との間の
目に見えない絆や繋がりを結ぶ能力のことです。
安定した愛着が形成された人は
日常生活の中で人との間に繋がりを作ることができ、
1人で過ごす時も家族や友人との間に
つながりを感じることができるため、
自分は1人だなと思ったり
寂しいと感じることがありません。
一方で愛着が不安定な人は
目に見えない繋がりや
愛情というものがよくわからず、
1人でいると
「私はひとりぼっちだ」
「私は誰にも愛されていないんだ」
「誰も私のことなんて興味がないんだ」
と感じてしまうのです。
なぜ愛着が不安定になるのか?
このように寂しさ・孤独感の原因となる愛着ですが、
一体なぜこの愛着が
不安定になってしまうのでしょうか?
その原因は
幼少期の養育者との関わり
にあります。
一般的に子どもの頃の親との関わりの問題が
大人になってからの悩みの要因に
なることが多いと言われますが、
この愛着に関してはさらに早期の
0〜3歳頃に形成されると言われています。
この頃に母親が子どもに十分な関心を向け、
献身的な関わりをすると
安定した愛着が形成されます。
一方で
・親が子どもを愛せない
・親が仕事や家事で忙しい
・親が精神的に不安定である
こうした事情などから
親が献身的な関わりができない場合、
安定した愛着の形成がなされません。
見落とされがな愛着の問題
このような愛着の話をすると
出てくる疑問のひとつが
「私は親から愛されていたと思うけれど、
それでも頻繁に孤独感を感じるのはなぜだろう」
というものです。
虐待のようなケースで問題が生じるのは想像できるものの、
一見すると親から愛されていたようなケースにおいて、
それでも愛着に問題を抱えることが
あるのはなぜでしょうか?
愛着の話をする際に見落とされがちなこと
それは”スキンシップの有無”です。
カウンセリングをしていると
「親は私を愛してくれていたと思います」
「親に問題があったとは思わないです」
このように思うものの
寂しさ・孤独感が強いという方が
結構いらっしゃいますが、
こうしたケースで問題になっているのは
スキンシップの欠如です。
ちょっと考えてみて欲しいのですが、
小さい子どもはどうやって
愛情を受けとっているのでしょうか?
「大好きだよ」
「愛してるよ」
「かわいいね」
こうした言葉を聞いて、
それを理解しているのでしょうか?
その答えはノーです。
(※愛情のある声かけが意味がない、
というわけではありませんが)
当然ながら、生まれて間もない子どもは
言語を理解することができません。
そんな子どもが愛情を感じ取る手段、
それはスキンシップです。
親に撫でてもらったり、抱っこしてもらう。
こうした際に肌の感覚を通して
「私は愛されているんだ」
というメッセージを受け取ります。
逆に言えば、
どれだけ親が子どものことを愛していたとしても
・仕事で忙しくてそばにいれない
・教育方針として、あえて
スキンシップをとらないようにしていた
こうしたケースでは
愛着の問題が生じることが多くあります。
寂しさを解消するには
ここまで「寂しさ」の原因について
お話ししてきましたが、
ここからは「寂しさ」の解消法について
お話ししようと思います。
ここではまず、
自宅で簡単にできる方法をお伝えした上で、
後ほど根本的な解消法について説明します。
解消法:セルフハグ
さきほど、強い寂しさを感じる原因は
愛着の問題にあり、
子どものころのスキンシップの不足からくる
とお話ししました。
このことは、逆に言えば、
スキンシップを活用することで
寂しさの解消ができるということです。
とはいえ、スキンシップが有効だと言われても
「相手がいない時はどうするの?」
「相手がいないから困っているんだ」
と思われるかもしれません。
でも大丈夫です。
ここでご紹介する「セルフハグ」は
お1人でできるスキンシップです。
セルフハグの具体的な手順
1.左手を右肩に、右手を左肩に回す
2.心地よい力加減で自分を抱きしめる
3.手が触れている感覚に意識を向け、
温かさを感じる
セルフハグは非常にシンプルですが、
寂しさを解消するのに効果的な方法です。
実際にやってみると
「思っていた以上に安心する」
と効果を実感できると思いますので、
よければ一度手を止めて、
写真のようにご自身の身体に手を回してみてください。
やってみると、
恋人や家族とハグをしている時と
同等の感覚がして、
安心感を感じることができると思います。
寂しさを感じてつらい、しんどいという時は、
心が落ち着くまで続けてみてください。
いつも寂しいから根本的に抜け出すには
簡単な解消法についてお話ししたところで、
ここからは根本的な寂しさの解消法について
お話しします。
先に説明した愛着の問題から抜け出して
さみしさ、孤独感から抜け出すには
どうすればよいのか。
そのために必要なことは
愛着の再構築です。
一般的に愛着の形成は0〜3歳の頃になされ
それ以降に取り戻すことは難しいとされています。
しかし、この問題を解消する方法があります。
それは心理セラピーの技法により
心の中の子どもの部分に働きかけることです。
私たちは大人になった今も
実は心の中に子どもの部分が並存しています。
たとえば、セラピーのセッションにおいて
「小学1年生の自分に戻ったとイメージしてください」
と音葉をかけると、
「お母さんが家にいなくて寂しい…」
といった具合にその時の思考や感情が
ありありと出てきます。
ですので心の中の子どもの部分に働きかけて、
その子どもが安定した愛着が
形成できるような体験を
新たに積み重ねていくことで、
大人になってからでも
安定した愛着を獲得することが可能です。
具体的な方法についてここに書くと
話が長くなってしまいますので、
詳細についてはこちらの電子書籍(無料)にまとめています。
ご興味のある方はこちらをご覧ください。
愛着の再構築ができると、
いまからでも寂しさ・孤独感から
抜け出すことができますよ。
愛着を修復すれば寂しさから抜け出せます
いかがでしたでしょうか?
今日は
【いつも寂しいのは心の病気?
心の専門家が教える寂しさの心理と解消法】
というテーマで寂しさ、
孤独感の原因となっている
“愛着”について話をさせていただきました。
愛着の問題を抱えていると
目に見えない繋がり・絆を感じることが難しく、
人と物理的に一緒にいて、
相手が自分に関心を向けている
ことが分かる状況がないと
寂しさを感じることになってしまいます。
この問題を抱えたままでは
寂しさ・孤独感から抜け出すことは難しいですが、
心の中の子どもの部分に
適切に働きかけてあげることで
大人になってからでも
愛着の問題を克服することが可能です。
ご紹介した「セルフハグ」に
取り組んでいただくだけでも
効果があると思いますので、
ぜひ実践してみてくださいね。
またより詳しい寂しさ・
孤独感解消のための方法については
「あなたの不安がみるみる小さくなる
セルフセラピーガイドブック」
の中で詳しく話をしています。
ご興味のある方は
こちらをご覧になってみてくださいね。
(PDF形式、30ページ)
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