彼が甘えてきてから”気持ち悪い”と感じるようになりました。
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こんにちは
恋愛・パートナーシップ専門心理セラピー
青木恋愛心理サロンのあおきだいです。
今日のテーマは"彼氏の甘え"についてです。
どうでしょう、これを読んでいるあなたは、彼や夫が甘えてきたらどんな感じがしますかね?
"もう、しょうがないなぁ"と渋々彼を甘えさせてあげる人もいれば
"かわいい!"とこれ幸いとばかりに嬉々として彼を甘えさせる人もいるかもしれません。
ところがです。中にはそういったものとは一線を画して
"ありえない"
"気持ち悪いんだけど"
と嫌悪感を感じる、感じるようになってしまった、という方がいます。
そういう人たちの話をきいていると
"青木さん、こないだ彼がこんな風に甘えて来てウゲェってなりました。ありえないでしょう!?"
という風に同意を求められることがあります。
いや、
同意できませんけども。。。
人間、誰しも自分の中に大人の自分もいれば子どもの自分も併せて持ち合わせています。
いつも甘えるということはないかもしれないけれど、人それぞれ大なり小なり子どもの自分が表に飛び出すことがあり、その時は心許せる相手に甘えることもある。そんなものではないでしょうか。
おおよそ一般的な人の"甘える"ことに対する感覚・認識ってこんなものだと思います。
でも、だとしたらどうしてそこに"気持ち悪い"と感じる人がいるのでしょうか?
あなたの"気持ち悪い"の正体
勘のいい人なら、ここまで話された時点で、"青木さんの話したいのはたぶんこういう話なんじゃないか"と気付かれるかもしれません。
そうです、
"自分が禁止していることを他人がするとイライラしたり、気持ち悪くなる"
という話です。
よく出される例で言えば
"あの女(あま)かわいい子ぶりやがって!"
というやつですね。
職場で、学校で、女性同士で話している時は普通なんだけど、男性が現れたとなると急にふるまいが変わる。その姿をみているとイライラしませんか?
もしこれがイライラしたり気持ち悪いと感じる
そうであれば、実はあなたの中には"ホントは私もあんな風に振るまいたい"という気持ちがあります。
ただし、あなたの場合はその気持ちを表すことは禁止されています。
詳しいことは省きますが、嫌悪感をいだくようなケースのであれば多くの場合
"男の人の前で好かれようと振るまう"
ことに対して怖れや怒りの感情が結びついています。
だから、その子を見ることで"私もあんな風にしたい"という気持ちが触発され、それと結びついている"怖れ""怒り"が表面化してくるのです。
そんな風に言うと"それって私の問題なんですか?"と声を上げたくなるかもしれません。
すみません、それ、あなたの問題なんです。
こう問うてみれば気付くはずです。
"彼女のその行為に対して、10人中10人が同じように反応するだろうか・しないだろうか?"
と。答えはおそらく"ノー"ですよね。だとしたら
彼女の振るまいを見て他ならぬ"あなたが反応している"ということです。
甘えてくる彼氏の話も一緒です。
その姿を見て"あなたが反応している"のです。
それはなぜか?
あなたにとって"人に甘える"ということは怖れや怒りが結びついていて、それゆえ禁止されているからです。
ちょっと考えてみてください。
彼が甘える時に言ってセリフ、覚えていますか?
"優しくして欲しい"
"今日は甘えたい気分なんだ"
などなど。
そのセリフ、あなたは彼に言えますか?
嫌悪感を手放す
じゃあそれ、どうしたらいいの・・・?という話になりますよね?
この答えは非常にシンプルです。
甘えてくる彼を変えること、ではありません。
"あなたの中で、人に甘えるということへの禁止を手放す"
ということです。
"人に甘えてもいいんだ""人に甘えることって本来自然なことなんだ"
というのを頭ではなく、心と身体とで分かっている状態をつくる必要があるのです。
他の記事で"許す""手放す"について書きましたが、禁止を手放すために必要なことは、禁止する理由となっている感情(多くは怖れ・怒り)を正しく感じる、ということです。
正しく感じられれば、そこに怖れや怒りはなくなるし、
その時あなたは"人に甘えてもいいんだ"という新しい選択、新しい人生を歩むようになります。
結果として、あなたは"彼の甘える"も自然と受け止めてあげることができるようになります。
彼のその"気持ち悪い甘え"を問題と捉えることもできます。
一方で、そのことを"私の人生を拡げてくれるギフト"(禁止が外れるので)と捉えることもできます。
どっちで捉えるのがいいですか?
ギフトだと捉える方がよくないですか?
その問題、ギフトとして捉えたいと思われるのであれば、ぜひ一度お話しにきてください。