“自分の本当の気持ちを相手に伝えられるようになりました”
“とても気持ち的に楽になりました”
“彼氏にもすごく心穏やかに接することができています”
“大変大きな変化です。彼にも驚かれています”
これらは僕のお客様がセラピーを受けられて感じられる変化のほんの一例です。
うちには、他にセラピーやカウンセリングを受けたけど解決しなかったというお客様も多数いらっしゃいますが、それらに対してどうしてこんな変化が起こるのか
それはお客様が抱える悩みの"根本原因"にアプローチするからです。
だからこそ
・問題が繰り返さない
・努力しなくても自然に問題が解消する、発生しなくなる
という結果を作り出すことができます。
その悩みの根本解決について、ここではご説明していきます。
悩みの存在する場所
"彼氏や旦那のことを信用できない"
"いつも彼のことで不安を感じてばかりいる"
"だからそれをなんとかしたい"
"どうすれば信じられるか"
そんな風に多くの方が僕の元に相談に来られます。
例えば"信じる"ということで考えてみましょうか。
そもそも
なぜ彼のことを信じることができないのでしょうか...
・彼の態度がそっけないから...
・彼がマメに連絡をとってくれないから...
・彼が私に隠し事をしているから...
たしかに彼の言動にも問題があるのかもしれません。
もう少し彼が誠実で愛のある態度を示してくれればあなたの不安も今よりずっと小さくなるのかもしれません。
でも、、、ちょっと待ってください。
そう思う前に次のことをチェックしてみてください。
・過去の恋愛でも同じようなことで悩んでいた
・恋愛になるといつもこのパターンにはまっている
こういうところはありませんか?
もしそうだとしたら、問題・・・というかこの不安や悩みの"原因"は彼の側にあるのではなくてあなたの側にあると考える方が自然なのではないでしょうか?
誤解しないでください。
僕はけっしてあなたが悪い、あなたがいけないんだと言いたいわけではないのです。知らず知らずのうちにあなたを突き動かす"ナニカ"があって、それが恋愛において同じ悩み、同じ問題を繰り返し引き起こしている、つまり、
"あなたの無意識に原因がある"
と言いたいのです。
だからあなたがどれだけ失敗から学んで
"次の恋愛こそは・・・"
"次の結婚こそは・・・"
と思って新しい恋愛に臨んでも、それは意識のレベルの話。
どれだけ考えてもそれは"ナニカ"の手のひらで泳いでいるにすぎない、ということが起こっているのです。
勘のいい方は、ご自身ですでになんとなくそのことに気づいている方もいらっしゃるかもしれません。
意識的に気づいてなかったとしても、悩み、こうして調べられているということは、あなたの心はそのことに気づいているのではないでしょうか。
では、どうすればいいのか。。。
心理セラピーの技法を用いてその"ナニカ"を解消し、あなたが元々持っている"人と親密になる力""人を愛し愛される力"を引き出すもの、それが"恋愛セラピー"です。
本来人は愛したり愛されたりということが自然にできる生き物です。
だからどうか安心して欲しいし、これまでどれだけあなたの恋愛がうまくいってこなかったとしても、どれだけ傷ついてきたとしても、この先いい恋愛をすることはできる。
どうかそのことを期待してください。
あなたを突き動かす"ナニカ"の正体
先ほどから書いている、あなたを無意識のうちに突き動かす"ナニカ"
心理セラピーではこれを"ビリーフ"と呼んでいます。
私たち人は生まれてからおおよそ15歳までの間に主に両親との間でのやりとりを通して多くのビリーフを自分の中に作ります。
・自分には価値がない
・自分を大切にしたり愛してくれる人はいない
・女性らしくあってはいけない
・人と親密になってはいけない
・人を信用してはいけない
・人に頼ったり、迷惑をかけてはいけない
例えばそんなビリーフがあります。
そんなビリーフの中で、その人の人生にとってマイナスの影響を与えるものを特に"リミッティングビリーフ"と呼びます。
こうしたビリーフは15歳ごろまでに作られ、それ以降はそのビリーフに沿った、そのビリーフを証明するような生き方をします。
・仕事で失敗をして、"やっぱり私には価値がない"と思う
・男らしく振舞って評価されることで"やっぱり私は女性らしくいてはいけない"と感じる
・親密になった人にひどい裏切りをされることで"やっぱり人を信用してはいけない"と決意する
こういった行動を、そのビリーフを固める・定着させるという意味で"強化行動"と言います。
普通に考えると人はAだからBだ、という風に考えますが、ここでは実はその逆のことが起きていています。
裏切られた→だから、人を信用してはいけない
ではなく
人を信用してはいけない→だから、裏切られるように振る舞う、仕向ける・裏切るような相手とあえて関わりに行く
ということが起こっているのです。
そのため"自分には価値がない"というビリーフを持つ人はそのごとくの人生を生きるし、
"自分は人から大切にされない"というビリーフを持つ人はそういう人生を生きるし、
"人を信用してはいけない"というビリーフを持つ人はあえて裏切る人に自分から向かっていくような人生を生きます。
自分で選んでいるように見えて、実はビリーフが思考や感情を作っているのです。
だから頭では分かっていても、気づけば同じようなことを繰り返しているということが起きているのです。
いうなればビリーフは"人生の脚本"です。
その脚本が自分にとって望ましいものであればそのままでいいでしょう。
でもあなたが今悩みを抱えているのだとしたら、おそらくその脚本には不満があるのではないでしょうか?
だとしたら、、、そうですね、書き換えてしまえばいいのです。
あなたのその脚本、そのビリーフを
ビリーフの書き換え
僕が用いるビリーフチェンジセラピーでは、文字通りビリーフのチェンジ、すなわちビリーフの書き換えを行います。先ほどビリーフは幼少期の主に親とのやりとりで作られるという話をしました。セラピーの中で話をきいていくと
"この時まさにビリーフが作られた"
というシーンを特定することができます。
ここで行うことは次の2つです。
1つ目は"感情の受け入れ"
親との関わりの中で例えば"私には価値がない""私は愛されない"ということを強く感じた時のその子どものショックはどれほどのものでしょうか・・・
子供の感じ方は大人のそれと比べて極端です。
両親に自分は愛されていないと感じた時、小さかったTちゃんは絶望的な悲しみを経験したことでしょう。
同時に、両親から見離されてしまうかもしれない恐れもあったかもしれません。
また、こんな悲しい思いや恐い思いを自分にさせた両親に対して激しい怒りも感じていた可能性もあります。
ここではその心の傷を癒し前進していくために、まずはこの感情に向き合ってもらいます。
そして2つ目はビリーフの書き換えです。
十分に感情を受け止めてもらった上で、この先自分はどんな風に人生を生きていくのかということを"再決断"してもらいます。
この2つのことを数回のセッションで繰り返し行うことで新たに"私には価値がある""私は人に愛される・大切にされる"のように健全なビリーフとして再構築することができます。
(数回行うのは、セラピーを行うことで心のフタが開き、その奥からより深い感情(悲しみ・怒り・恐れ)が出てくるため。この感情を味わい尽くす必要があります。)
理屈の話だけでは伝わりにくい部分もあるかと思いますので次に具体的な事例を通して見ていきましょう。