彼が隠し事をしているから不安です…
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最短1日で恋愛での不安やネガティブから卒業する結果重視の恋愛心理セラピー 青木恋愛心理サロンのあおきだいです。
今日のテーマは
"隠し事はいけないことかどうか"
ということです。
恋愛の悩みのお話を聞いていると
"彼が隠し事をしている"
"問い詰めても'なにもないよ'と言って教えてくれない"
彼が隠し事をしているから不安になる・・・
彼が隠し事をしているせいで二人の関係が悪くなっている・・・
そんな風な話が出てくることがあります。
お話の中で、でも彼の心中を確かめるワークなんかがあって、それをしてみたところ、彼には別れるつもりはないし、大切にしていることも分かる。
でも"隠し事をしているってことは、私に対してやましいことがあるんでしょ"
この隠し事を放っておいたら危ない、、、
そんな風におっしゃるのです。
"秘密とうそは違うのよ"
これに関しては、僕はこの言葉に尽きると思います。
"Lie to me"という海外ドラマがあったの、ご存知ですかね?
嘘を見抜く研究機関ライトマン研究所が依頼を受けて誰が嘘つきかを見抜き、難事件を解決するというドラマなんですが、その中の登場人物ジュリアンのセリフでこういうものがあるのです。
"秘密とウソは違うのよ"
これ、至言だと思うのですよね。
"隠し事"と一括りにするからなんでもかんでも暴きたくなる。
でもそれを"嘘"と"秘密"に分けて考えてみるのです。
嘘は"詐欺"を考えるとわかりやすいですが、"事実とは異なることを言って、不当な利益を得ること"です。
他方"秘密"はどうでしょう。僕の解釈も含みますが"相手に知られたくない隠し事"そんなニュアンスではないかと思うのです。
例えば
・すごいコンプレックスがある
・過去にいじめられたことがある
・職場でトラブルがあり、職を失うかもしれない
などなど
自分自身も思い出したくもないことであったり
あるいは相手に心配をかけたくないから秘密裏に解決してしまいたいことだったり
だからこそ、それらは秘密として"隠し事"にされていると思うのです。
息子がおねしょをしてしまったら
そんなふうな秘密。
それを"私に隠していることあるでしょう?話しなさい"と相手が迫ってきたらどうでしょう?
嫌ですよね。
ちょっと極端な例をあげてみましょうか。
あなたはお母さんで小学3年生の男の子がいたとします。
ある時、その男の子は不覚にもおねしょをしてしまったとします。
もうだいぶん前におねしょを卒業したと思っていただけに、その子にとってはおねしょは"恥ずかしいこと"。できればお母さんに知られることなく処理をしたい。だからお母さんが起きる前に何食わぬ顔でパジャマや下着、シーツを洗濯することにしました。
朝起きてみれば、珍しく息子が早起きていて、洗濯機を回している
その子に対してお母さんのあなたはどうしますか?
"あれ、洗濯なんてどうしたの?もしかして、、、あら、おねしょ、、、?"
とその子の秘密にしたいという気持ちを暴露し、恥ずかしい思いをさせますか?
もしその子の気持ちを尊重するお母さんであればそんなことはしませんよね。
その子の怪しい行動には触れずに、そっと自分で処理して戻ってくるのを見守るのが信頼だったり愛情だったりするのではないでしょうか。
"秘密を暴きたい"その裏側で起こっていること
もしあなたが相手の"秘密"を暴きたい、聞き出したくてしょうがない
そう思うとしたら、
自分の中にある
"私は大切にされないかもしれない"
"私は愛されないかもしれない"
"私は見捨てられないかもしれない"
そういう不安があなたを駆り立てていると思ってください。
あなた自身の中にある不安を、"相手の秘密のせいだ!""相手が隠し事をするせいで私は不安になっているんだ"と責任転嫁してるんです。
そんなことをしていたって、いつまでたってもあなたの不安がなくなることはないし、彼との関係もどんどん悪くなる一方ですよね。
本当の解決を望むのであれば、自分の中にある不安を解消・克服することを考えてみてください。