上手に甘えられないあなたへ
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こんにちは、恋愛セラピストの青木です。
少し前の話なんですが
彼氏と別れてさみしい、でもいろいろ事情があって友達に甘えにいけない・・・
というような話がありました。
このケースではあまり気にしてなかったのですが、あとから振り返ってみて
“甘え下手”
みたいな問題って結構多くの人にあるのではないか?
とふと思いました。
どうでしょうか?
あなたは自分が”寂しい・孤独だ”と感じた時に家族や友達に素直に甘えることができるでしょうか?
あるいは、そういう時に甘えられる人がすぐそばにいるでしょうか?
普段傍からみていて、
“この人って強そう・この人って自立している・しっかりしている”
そういう人っていますよね。
でも実は、こういう人の中にこそ
”甘えたい・寂しい”
というエネルギーというか感情というか、そういうものって籠りやすいのです。
ふだんから”頼りない”というような印象をもたれている人であれば、周りから自然に気遣ってもらえたり、助けてもらったりと甘えられるケースが生まれます。
一方で”この人は頼りになる・この人はしっかりしている”という風に思われて、頼られキャラ・姉御キャラになってしまうと、なかなかその枠組みのなかで甘えることができなくなってしまいます。
本人の中でも
“私がしっかりしなくちゃ”
というような思考が巡り、その一方で
”私だって甘えたいのよ”
という思考が出てくる、矛盾した状態に陥りがちです。
あるいは、努力して”しっかりしなくちゃ”と頑張ってきた人であれば
“ここで崩れたら、またあの時のダメな自分になってしまう”
“周りに迷惑をかけてしまう自分に戻ってしまう”
という風に思ってしまうこともあるかもしれません。
僕がこういう人に対して伝えたいこと、それは・・・
“ちょっとくらい、甘えたっていいじゃない”
ということ。
しがらみとか、キャラとか立場とかそういうのを、捨てろというのではなく、いったん脇においてね
人間って矛盾するようだけれど、相反する二面性を持つのが当たり前なんですよね。
しっかりしていることと、さみしがり・甘えたがりなこと
意志が強いことと、意思が弱いこと
明るく外交的なことと、暗くて内向的なこと
他にもいくらでもありますが、これらのものは表裏一体
光あるところに影はあり
その光が強ければ強いほど、影もまた強くなる
だから・・・
だから、自分の中に、その相反する自分がいるのを認めてあげて欲しい。
この場合だと、”甘えたがりの自分”を認めてあげる。
その存在を認めたからって別にあの頃に戻るわけでもなく、ほんの一日、ほんのひと時だけ、自分の中のそういう面を開放してあげる。
そうすると、パンパンに張りつめていたものから
“プシュー”
とガスが抜けるように余計な力が抜けて、次の日から、また元通りの、あるいはパワーアップした”しっかりさん”のあなたで過ごすことができる。
こういうことを書くと、
“いや、でも周りに迷惑がかかる・周りを混乱させてしまう”
と思う人も中にはいらっしゃるかもしれません。
でもこれ、実は逆なんです。
周りの人、たとえば普段あなたに対して甘えていた人だって、あなたが逆に甘えてみることで、逆の役割である”しっかりもの”を演じることができる。それもまたその人にとってあなたと同じように、ガス抜きになるのです。いつも周りに頼ってばかりの人だってたまに誰かに頼りにされると
”こんな自分を頼ってくれる人がいるのか”
とハッピーな、誇らしげな気分になるものです。
だから・・・
“たまには難しく考えないで、一日人に甘えてみるのもよくないですか?”