「ロンブー淳×森川教授の最強の恋愛術」がビックリするぐらい面白い！

こんにちは

今回は最近読んだ本の紹介です

今回の本は

「ロンブー淳×森川教授の最強の恋愛術」

です。

ロンブーの淳は説明しなくても、みなさん御存じですね。

一方の森川教授はどんな方かというと、早稲田大学国際教養学部教授です。

専門分野は「進化政治学」早稲田大学で講義中の「恋愛学入門」が話題を呼んでいます。

この二人は雑誌ananで特集

「ロンブー淳×森川教授　だから君の恋はダメなんだ！！」

を1年間ぐらいやっているのですが、この本はその内容に加筆修正と書き下ろしを加えたものです。

この本の中でぶっとんでて僕の中で一番興味をひいたのは「恋愛投資理論」の話です。

ひとことで言ってしまえば、

女はセックスを安売りするな！ セックスまで引っ張れるだけ引っ張れ！

ということです。森川教授の言葉を引用すると

男性には、交際にいたるまでに投資した ①時間、②エネルギー、③お金を回収しようという心理が働きます。投資額が高ければ回収に時間がかかりますよね？すると必然的に交際期間が長くなる。これが「恋愛投資理論」です。だから女性はすぐにセックスさせる「安い女」になってはいけません

セックスまで引っ張れるだけ引っ張れば、男は熱心に追いかけてくるんですから。「投資額のリターンを回収したい」＝「会いたい」と単純に思いこむんです

淳さん、森川教授二人の考え方に共通するところは ―― 女子は「追わせる恋」を基本鉄則にすること ――

よく「大好きな彼にどうして『会いたい』と言っちゃダメなの？」とか言う女の人がいるけど、大好きだからこそ追わせなきゃいけないんだよ！男の僕としたら本当に不思議。「俺のことそんなに好きならどうして追わせてくれないの？」と悲しくなるんだよなぁ

男は狩猟本能で動いているから、獲物である女性から好意を示されては、男の征服欲が減退しますね。

「好き好き」「どうして電話くれないの？」と追いかけまわす。男子は鬱陶しいんじゃなくて「征服しちゃったな」と思わせられることが寂しいんです！

そんな風に二人は言います。

女の子の方からあからさまな好意を示すとはどういうことなのか・・・

巷にテレビゲームで恋愛のゲームなんかがありますが、極端にいうなればゲームのクライマックス、告白、そして無事成功。

「さて、A子は攻略しちゃったから、次B子に行こうかな」

ということではないでしょうか

もうA子さんはgetしてしまったから、A子さんを追いかけることでは快楽の原因となるドーパミンがでない。

面白くない、ときめかない。

そういうことでしょう。

（実際、恋のドキドキの源であるというホルモン、PEAは”追いかけている時に多量に分泌され、相手が自分の手中に治まり、恋愛の安定期に入ると「PEA」の分泌量は減少する、という特徴があります”）蓮香先生の「恋愛」クリニック

素直に「好き」という気持ちを表現することが、恋愛において必ずしもプラスに働くとは限らない、ということですね。

僕はこの女性が好きな人に「好き」と言いたいのは、

“彼に知って欲しい”

“この好きな気持ちを胸にとどめてなんていられない”

"このままじゃ苦しい・・・"

という想いから

”私”が楽になるために

言ってしまっているケースが多いように思います。

その言葉は、相手の置かれている立場や彼のあなたへの好意の状況など、そういうのを踏まえたうえで言っていますか？

自分勝手な発言になっていませんか？（特に自分自身がPEAに振り回されている場合、そうなってしまっているケースが多いです）

彼のことを想い、そして彼とこの先結ばれたい・彼にも同じように愛してもらいたい、だからこそその「好き」という言葉を安易に伝えてはいけないのです。このあたりが分かってくると、恋愛成就の確立が格段にあがってくるでしょう。

今回はお二人の意見と主にホルモンの観点から"追わせる恋をすべき"という話をしましたが、以前僕が書いたように、心理学の別の観点、認知的不協和理論から考えて見てもやはり"追わせる恋をすべき"です。災害現場で恋愛が生まれる本当の理由―認知的不協和理論―

最後にお二人の名言を

セックスは女性にとっては「関係の始まり」。男性にとっては「関係の終わり」の始まり。

森川教授

モテる男を落とす秘訣は、思い通りにならない女になること

田村淳

お二人のやや辛口だけれどタメになる恋愛相談が気になるかたはチェックしてみてください