彼氏を信じられないあなたへ。不安のメカニズムを徹底解説
心の中の思い込みはなかなか変わらない
ここでもし、心の中の
「彼はきっと私のことが好きじゃない」
「彼は私より他の人の方が好きに違いない」
という思い込みを変えることができて
「彼は私のことが好きなのかもしれない」
と思えるようになるのであれば
そこに矛盾はなくなり、
めでたく問題は解決します。
ところが残念ながら
多くの場合そうはなりません。
なぜならこの
「彼はきっとわたしのことが好きじゃない」
「彼は私より他の人の方が好きに違いない」
という思い込みは
心の深い部分に根付いている
“自己重要感”の問題から来ていて
ちょっとやそっとのことでは
変わらなくなってしまっているからです。
矛盾を解消するために彼が優しくしてくれることを”歪める”
するとどうなるか
あなたの心の中の思い込みが
変えられないのであれば、
矛盾を解消するための
残された方法は1つです。
そうです
・彼が優しくしてくれる
・彼が「好きだよ」と言ってくれる
という出来事の方を歪めるしかありません。
だから彼の言動や
彼の部屋の中にある何かの中に
“彼が私のことを好きではない”
“彼が浮気をしている”
そういった証拠を【見出す】ことによって
目の前の出来事に対する認識を歪めて
「ほら、私が思っていた通り、
彼は私のことが好きじゃないんだ!
やっぱりそうだよね。
矛盾が解消してスッキリした!」
(全然嬉しくないけれど)
という状態を作り出そうとするのです。
これがあなたが不安に思ったり
彼のことを疑いたくなる時に
心の中で起こっていることです。
不安や疑いをやめるには
では、どうすれば
“自分で不安や疑いを見つけ出す”
という状態から抜け出して
安心して恋愛ができるようになるでしょうか?
最初にお話ししましたが
認知的不協和は
2つの認知の間に矛盾がある際に
“不快感”を覚え、
この2つの矛盾を無くそうとする
心のメカニズムです。
だから、この状態を抜け出すには
AかBのどちらを変えなければいけません。
でもAの方は変えたくありませんよね?
だからあなたが変える必要があるのはBの
「私は彼から好かれていない」
という思い込みの方です。