彼氏を信じられないあなたへ。不安のメカニズムを徹底解説
こんにちは
恋愛心理セラピストの
あおきだいです。
今日のテーマは
【彼氏を信じられないあなたへ。不安のメカニズムを徹底解説】
です。
“彼が浮気しているんじゃないかと不安になる”
“彼が自分のことを好きでいるか心配になる”
“彼が浮気をしていないか疑ってしまう”
できればそんな不安を持たずに
幸せな恋愛をしたいと思うけれど、
どうしてもそうした気持ちが湧いてきて
彼を疑ったり、確認せずにはいられなくなってしまう。
あなたの恋愛でも
このようなことは起こっていませんか?
こうした不安や疑う気持ちは
一体どのようにして生まれるのでしょうか?
実は彼に対するこの不安は
【自己重要感の低さ】
からきています。
この記事では【自己重要感の低さ】によって
心の中に不安や疑いが生じるメカニズムについて
詳しく解説していきます。
心は矛盾する状態を嫌う
恋愛での彼に対する
「浮気しているんじゃないか?」
「彼は他の人の方が好きなんじゃないか?」
こうした不安や疑う気持ちは
社会心理学の概念である
“認知的不協和”によって
説明することができます。
認知的不協和とは
自分が認識する2つのモノの間に
矛盾がある場合にそこに”不快感”を感じ
この矛盾した状態を解消しようとする
心の働きのことを言います。
人の心は自分に都合のよいように認知をねじ曲げる
具体的な話を取り上げて
説明します。
例えば
A:「お酒は身体によくない」
と分かってはいるけれど
B:「お酒が好きでやめられない」
という人がいたとします。
このAとBの2つの認知は矛盾しています。
このままお酒は身体によくないと思いながら
お酒がやめられない状態でいると
この矛盾した状態に“不快感”を感じるため、
自制心の強い人であればお酒をやめることになります。
ところがそれができずに
Bの「お酒が好きでやめられない」
という状態を変えることができなかったら
どうなるのでしょうか?
その場合は
Aの「お酒は身体によくない」と思ったままだと
ストレスを感じるため、このAを変化させて
「少量のお酒は身体にいいんだ」
「お酒はストレス解消によい」
そんな風に認知を改めることで
矛盾を抱えることから生まれる“不快感”を
人の心は避けようとします。
恋愛ではたらく矛盾解消のメカニズム
では彼氏のことが不安な時はどうでしょうか?
目の前には
・彼が優しくしてくれる
・彼が「好きだよ」と言ってくれる
そうした出来事が起こっています。
それに対してあなたの心も同じように
「そうだ。確かに彼は私のことを愛してくれている」
「彼は私を好きに違いない」
そう思えるのであれば
この2つの間に矛盾はなく、
そこに”不快感”は生まれません。
ところがもしあなたの心の中が
「彼は私のことをほんとは
好きじゃないんじゃないか」
「彼は私より他の人の方が好きに違いない…」
となっていたらどうでしょうか?
目の前の出来事と心の中の思いが
矛盾していますよね?
こうなると、心はなんとかして
この2つの矛盾を解消しようと働きます。