彼氏にイライラする｜背景にある心理と解消法
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こんにちは
不安でいっぱいの恋愛から卒業！
自分に自信が持てて
自分らしく愛される女性に変わる
「愛されメンタル」
のあおきだいです。
今日は
【彼氏にイライラする｜背景にある心理と解消法】
というテーマで話をさせていただきます。
付き合いたては楽しかったし、幸せでいっぱいだった。
しかしある時から無性に彼に対してイライラするようになった。
彼のやることなすことが癇に障るし、
会うたびにケンカになってしまってしんどい…
僕は恋愛心理セラピストとして多くの方の
恋愛の悩み解消のサポートをさせていただいていますが、
このような状態になってしまって困っていたり、
別れた方がいいのかと悩んでいるという
ご相談をいただくことがちょくちょくあります。
少し前々で幸せな気持ちでいっぱいだったのに、
一体なぜこのようなことになってしまうのでしょうか？
今日は彼氏や夫に対して
イライラが止まらなくなってしまう原因と
その対処法について話をさせていただきます。
※この記事では"イライラ"ということにテーマを絞ってお話ししますが、
もう少し広い話で"彼を信じることができない・彼に対して不安を感じる"
ということについては別の記事で詳しくお話ししています。
たくさんの方に「すごく参考になった」というお声をいただいている記事ですので
よろしければこちらもお読みください。
目次
彼氏にイライラする背景心理
イライラする原因はなにかということについていは
さまざまな意見があるかとは思いますが、
心理セラピーの観点から言うのであれば、
主に次の２つが原因として挙げられます。
1.悲しい気持ちを我慢している
2.寂しさからストロークを得るための手段として
攻撃的になっている
それぞれについて詳しく解説します。
1.悲しい気持ちを我慢している
イライラというと、多くの方が想起する感情は
“怒り”ではないでしょうか？
しかしながら、カウンセリングにおいて
イライラしている際の話を詳しく聞いていくと、
実はイライラの要因となっているのは“悲しみ”の感情です。
・彼氏に大切にされてないと感じて悲しい
・自分は必要ないんじゃないかと思って悲しい
・自分より趣味や他の人の方が優先されているように
思えて悲しい
このようなことから悲しみを感じているのですが、
悲しいという感情が苦手だったり、
メソメソ泣くのは良くないことだと思っているなどして
悲しいと言う感情にうまく対処することができない場合
悲しいという感情から派生して
”イライラ”という感情が生まれてしまうのです。
（※この例のように、元の感情から派生して
２次的に生まれる感情を”2次感情”といいます）
【図解を入れる】
2.寂しさからストロークを得るための手段として
攻撃的になっている
２つ目は”寂しい”という気持ちから
イライラしているケースです。
寂しい気持ちがしていて、
かまって欲しい、関心を持って欲しいと思っている。
こうした時に
「寂しいからかまって欲しい」と
素直に言えればよいのですが、
幼少期の親との関わりなどで
話を聞いてもらえずに
「素直に言っても聞いてもらえない…」
という思いを強く持っている場合、
自分の気持ちや要望を素直に言うことができません。
そこでどどうするか…
そうです、相手を攻撃したり、
ケンカをふっかけたり、
問題行動を起こすことで
相手の関心を得ようとします。
少し話は変わりますが、
時折テレビなどで非行少年が取り上げられますが、
彼らが非行に走る原因はなんだと思いますか？
その原因は親の関心を得たいからです。
補導されて親が呼び出されることになり
「どうしてこんなことをしたんだ！」
「なんてバカなことをしたんだ！」
と怒られる形であったとしても
親の関心がまったく得られないことよりは
まだマシだからです。
この話のように非行に走るとまではいかなくても
「関心を持ってもらう・ストロークを得るためには
問題を起こす必要があるんだ」
という考えを持っている場合、
寂しい気持ちを感じている時に無性にイライラして
問題を起こしたくなる衝動に駆られてしまうのです。
彼に対するイライラを解消するには
さて、ここからはイライラの解消法について
話していきたいと思います。
さきほどお話ししたようにイライラの原因は
1.悲しみからイライラしている
2.寂しさからイライラしている
この２パターンがありますので、
そのぞれのケースについて説明させていただきます。
最初に原因となっている感情を特定するために
「私は悲しい」
「私は寂しい」
と口に出して言ってみてください。
言葉にしてみて、
どちらの気持ちの方がしっくりくる感じがされますか？
しっくりくる気持ちに応じて
以下の解消法をお読みください。
1.悲しみからイライラしているケース
こちらで紹介するのは「感情処理法」と呼ばれるものです。
感情処理法は心の中に溜まった“不快感情”を処理することで
不安やストレスから抜け出す手法です。
私たちは日常生活の中で本当の感情を抑えて、
その代用としてイライラや不安、孤独感などの”不快感情”を感じています。
感情処理法では不快感情の元となっている感情（解決感情）を
きちんと体験することで不安やストレスなどの低減を図ります。
【手順解説】
1.イライラを感じている具体的な場面をイメージする
2.その場面において悲しい気持ちがないかどうか探してみる
3.悲しい気持ちがあるようであれば、何が悲しいのかを考える
4.「私はこんな風に思って悲しくなっているんだな」
という悲しい気持ちに意識を向けて気持ちを味わう・浸る
5.3で感じている感情を呼吸に載せて吐き出すイメージをしながら息を吐く
6.気持ちが落ち着いたら終了する
2.寂しさからイライラしているケース
寂しさからイライラしているケースにおいても
取り組んでいただきたいのは”感情処理法”なのですが、
先述したように
・寂しいと言ってはいけない
・かまって欲しいと言えない
という想いがあるため、
少しアレンジした手順で行います。
【手順解説】
1.信頼できる人物（友人や仲の良い家族など心の内を話すことができる人物）が
傍に立って見守ってくれているとイメージする
2.枕やクッションを用意する
3.2を顔の前に持ってきて、クッションに顔を埋める
4.「寂しい」と口に出して何度か言ってみる
感情が湧き上がってきたら、
その気持ちを呼吸に載せて
吐き出すイメージをしながら息を吐く
5.気持ちが落ち着いたら終了する
（※ここでは”言ってはいけない”
と思っている気持ちを外に出しやすくするために
枕やクッションを隠れみのにしています）
気持ちをきちんとケアすればイライラから抜け出せます
いかがでしたでしょうか？
今日は
【彼氏にイライラする｜背景にある心理と解消法】
というテーマでイライラする原因と解消法について
話をさせていただきました。
イライラの素になっているのは悲しみや寂しさの感情です。
これらの感情を消化してあげることができれば
彼に対してイライラすることは少なくなり、
また以前のように彼と仲良く過ごすことができるようになりますよ。
ぜひぜひ試してみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※愛着の問題を強く抱えている場合
「彼がずっと一緒にいてくれないと寂しい」
「一緒にいてくれても寂しさが消えない」
と感じるケースもあります。
この場合にはいくら寂しさを処理しても
また寂しくなってイライラしてしまうかと思います。
こちらはおひとりで対処することは非常に難しいので
愛着の問題を扱えるカウンセリング・セラピーなどの
サービスを利用していただくのがよいと思います。
