父親がいないことと恋愛・結婚
父親不在セルフチェックワーク
ここまで、父親の不在が恋愛や結婚にどう影響するかについていろいろ書いてきました。
言われてみてそうそうとうなずく方もいれば、”なんとなくそんな気はするけど、ほんとにそうなのかしら”と首を傾げるひともいるかもしれません。
そこでここでは、父親不在の影響をセルフチェックするワークをご紹介します。
- 自分の立ち位置(a)を決めます
- そこから3mくらい離れた場所にイスを一脚置きます
- 再びaに戻ります。そして、記憶がないケースがほとんどでしょうが、自分の父親・あるいは父親という抽象的なぼんやりとした存在がその離れたイスに座っているとイメージします。
- そのイスに向かって、ゆっくりと、一歩ずつ、近づいて行きます
- 最後まで抵抗なく近づける場合は、近づいたあとにワークを終了してください。もし途中で悲しい気持ちになったり、ざわざわしたり、ギューっとするような感じがしたり、息が詰まるような不快な感覚を感じる場合はそれ以上近づくのをやめ、終了してください。
いかがでしたでしょうか。
とくに抵抗なく近づける方は、父親不在の影響を意識しなくてよいと思います。
でももし、なにか感情の動きを感じるようでしたら、恋愛・結婚をはじめとした人間関係に大きく影響を与えている可能性が高いです。
解決するには
多くの人の場合、こういった”父親の不在”が引き起こす問題に対して意識的に努力して解決を図ろうとします。例えば孤独や空虚感を解消するために趣味や自分磨きに力を入れるといった具合に。
確かにそれは間違いとは言えないし、それ自体も効果がないことではありません。
でも、それらはどうしたって直接的な解決策ではありません。
“父親がいない”ことが引き起こす問題はいなくなったその”父親”、あるいは共に残された母親との間でしか解消するしかないのです。
物理的には難しかったり不可能な場合もあるでしょうが、セラピーではその”心の中にある父親”と対話してもらうことでこれらの問題の根本解決を図れます。
(参考:セラピーの事例)
不安や悩みを繰り返し抱えているのであれば、一度セラピーの門を叩いてみてください。
■お客様の声
もっと自分を好きになって私らしく男性とも関わって行けそうです
30代女性、Oさん
男性とまともにお付き合いしたことがなく、なぜかいつも重くなってしまったり緊張しすぎて恋愛してもいつの間にか相手に去られたり、自分から諦めたりと上手く関われないことが悩みでした。年齢を重ねるに連れて彼氏がいるいないに関わらず無性にさみしくて不安になることが多くなり毎日生き生きと楽しく、そしてそんな自分で恋愛をして結婚もしたいと思いセッションを受けることにしました。
男性との関係は私が母子家庭で父親がいないせいだと思っていたのですが、セッション受けて行くと母親の愛情不足で今の自分が出来上がっていたことに気づかされました。母親に対する思いや子供の頃に言えなかった思いが溢れ出て毎回泣きすぎてぐったりするほどでしたが、先生と一緒に向き合うことでさみしさや悲しさの原因がわかってきて少しずつ心が楽になって行くのを感じています。
私の存在自体に価値があるんだとわかることで、人との関わりや生活が楽しいと思えることが増えて来ています。これからはもっと自分を好きになって私らしく男性とも関わって行けそうです。
清々しい感覚になり、彼氏にもすごく心穏やかに接することができています。
20代女性、Kさん
私は昔から男性が信じられず、付き合う男性にいつも不安を抱いたり、やきもちなどが原因で別れたりしていました。 「こんな恋愛はもう繰り返したくない、自分を変えたい」という気持ちから青木先生のセッションにたどり着きました。
いざセッションが始まると、恋愛の話だけでなく、私の家族の事などから話をしました。
私の親は離婚をしており、0歳から父親はいませんでした。 その中でやはり寂しかったり辛い思いをしたこと、母親の愚痴などから男性に不信感を抱くようになってしまいました。
そこで先生は恋愛ではなく、私と母親との関係を見るところから始めてくれました。 その方法は意外な物で母親と向き合うイメージをしてみるというものでした。最初は少し恥ずかしかったのですが、進めているうちにだんだん涙が出てきて話せなくなってしまうぐらいでした。 その間も先生はそっと待っていてくれるようでした。
セッションが終わり、しばらくは少し疲れてぼーっとしてしまいましたが、その後何日かしてから、すっきりとした清々しい感覚になり、彼氏にもすごく心穏やかに接することができています。
まだセッションは1回だけですが、ここまで変わるのかと正直驚いています。 今後も引き続きセッションを続けさせて頂きますので、自分がどうなるのか楽しみにしています。
「今なら相手とありのままの自分で素直に向き合えそう」だと本気で思えます
20代女性、Nさん
私は、男性といわゆる「いい関係」になると、それまで心から尊敬していて「素敵だ」と思っていた相手のことを気持ち悪く感じてしまうという悩みを持っていました。それが何故なのか理由がわからないため、億劫になってしまい、もう仕方ないと恋愛は諦めていました。
セッションでは恋愛の問題を解決するというより、私が抱えている「母との間にある壁」という問題を改善するということを前提に話が進んだことに驚きました。そして自分でもいつか解決しなければと先延ばしにしていた母との関係が、実は自分のかなり深いところに刺さっていた「対人恐怖」の主犯格であることにこのセッションで気付かされ、更に驚きました。
私は母にとって理想の娘であり、完璧であらねばならないのだと自分を押さえつけ、いつしか人に素の自分を出せなくなっていたようです。それは恋愛面でも変わることなく、自分自身を出すことができないゆえに素でぶつかってくる相手と距離のバランスがうまく取れず、気持ち悪くなってしまうのだと気付きました。
そしてその固着観念を成仏させるために行った幼い頃の自分を呼び出すというワーク体験では、先生の誘導で自分が一番かけて欲しかった言葉というものに気付き、涙が止まりませんでした。
終了後はあまりに感情が激しく動きすぎたせいかぐったりしてしまいましたが、そのお陰で自分の心を見つめ直す機会を得ることもできました。そして、自分の問題と向き合おうと前向きに思えるようになりました。このセッションがなければ、きっと私は母と腹を割って話そうとはまだ思えていなかったでしょう。
自分の心の傾向性を掴めたので、あとはもうプラスの方に変えていくしかないだろうと、今は清々しい気持ちです。恋愛に対しても億劫な感情はなく、「今なら相手とありのままの自分で素直に向き合えそう」だと本気で思えます。 本当に貴重な体験をありがとうございました。
(※霊的なワークを行っているわけではないですが、クライアントさんの主観としてそんな風に感じられたということです。)
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